9:仲良くしてください ページ9
二人きりなってしまい、コナーはハンクとの友好を深めようと話題を探した。
「ナイト・オブ・ザ・ブラックデスがお好きなんですね。私も好きです。とても、こう、エネルギッシュで」
コナーはハンクの趣味を分析したのだろう、音楽の話をする。
「･･･お前ヘヴィメタ聞くのか？」
「まあ、音楽自体それほど聞きませんけれど･･･興味はあります」
ハンクはなんだコイツという顔をしてモニターに視線を戻した。
「犬を飼っている。でしょ？」
「なんで知ってる？」
「犬の毛が椅子に。犬は好きです。犬の名前は？」
「関係ないだろ･･････スモウだ」
スモウ･･･相撲･･･なるほど、とコナーは処理をする。
「ファウラー警部とは長いんですか？」
「ああ･･･嫌になるほどな」
「A巡査は？」
「ん？アイツか。アイツまだひよっこだが･･･まあ狙撃も筆記試験も優秀だ。それに真面目。俺よりスピード昇進するかもな。」
Aの事になるとやけに饒舌になるハンク。年齢的にも父の娘の差なので娘のように可愛がっているのだろう。
彼女の話題を振ってみようか、とコナーはまたハンクを見ると
「･･･実は私、Aの家に住まわせてもらってるんです」
「はぁ！？」
まるで愛娘に彼氏が出来たようなリアクションだ。
しまった、とハンクは首を振ると
「･･･そこの端末に変異体のリストがある。自由に見ろ」
話題を切り替えられてしまい、コナーは端末にアクセスすると243件もの事件が掲載されていた。
1件目は9ヶ月前･･･デトロイトを中心に国中で広まっている。
「AX400型が昨晩人を襲ったそうです。そこから捜査を始めると良いかもしれません。」
コナーは立ち上がるとハンクのデスクに向かうと鬱陶しそうにハンクはタブレットに目を通す。
「あなたが個人的な問題を抱えてるのは理解しています。ですが、その事は割り切って捜査を･･･」
「おい、もう喋るな。うんざりだ！お前はダチじゃないし、お前の助言も必要ない」
「私の任務は事件の解決です。あなたの機嫌が直るのを待っているつもりはありませんよ」
その瞬間、ハンクは立ち上がってコナーのジャケットを掴むと壁に押し付けた。
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おいなり(プロフ) - sreさん» sre様初めまして、おいなりです。 ^^ うわああ好きと言っていただいて恐悦至極です！泣読みやすいですか？！読みにくいって叩かれると思ってビクビクしてたのですがそう言って頂けて嬉しいです…！カッコ可愛いコナーを目指しております笑 今後とも宜しくお願いします！ (2020年6月14日 17時) (
レス) id: 0d4f9c8090 (このIDを非表示/違反報告)
sre - はじめまして！あのこの小説めっちゃ好きです！読みやすいですし！コナー最高すぎます！ (2020年6月14日 12時) (レス) id: 7cb7d554b6 (このIDを非表示/違反報告)
おいなり(プロフ) - スズメさん» 初めまして、おいなりです。わあああコメントありがとうございます^^読みやすいと言って頂き嬉しいです！泣 2人がどうなるのか、完結までどうぞお付き合いくださいませ！スズメ様も体調にはくれぐれもお気をつけください☆*° (2020年6月12日 21時) (レス) id: 0d4f9c8090 (このIDを非表示/違反報告)
スズメ(プロフ) - コナーとヒロインの距離が縮まる感じが見てるこっちがウズウズしますね!もう梅雨に入ってきますね!体を壊さないようにしましょうね!長文失礼しました! (2020年6月12日 19時) (レス) id: b3706c2aa1 (このIDを非表示/違反報告)
スズメ(プロフ) - はじめまして!この作品を読ませて頂きました!とても読みやすくてスラスラと行ってしまうほどです!コナーが大好きなので続きを楽しみにしてます! (2020年6月12日 19時) (レス) id: b3706c2aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいなり | 作成日時：2020年5月29日 3時
