20:変異体と鬼ごっこ ページ20
その瞬間、天井からフードを被った男が飛び降りてきた。そのまま男はAの肩を掴むとコナーに向かって突き飛ばしてきた。
突然の出来事にAは悲鳴を上げてコナーはとっさに受け止める。
「何ボケッとしてる！ヤツを追え！」
「コナー、私は大丈夫だよ！」
ハンクとAの言葉にコナーは頷くと全速力で男の背中を追う。
「大丈夫か？」
「大丈夫です！行けます！」
「俺たちも追うぞ」
A達も急いでコナー達の後を追いかけた。
「つってもアイツどこまで行きやがった？」
ドアの先は建物ばかりで、建物を飛び越えて行ったのだろう。
「あんな建物飛び越えてくなんて･･･ハリウッド俳優みたいですね」
「全くだ･･･じゃなくて、追うぞ！」
「あ、コナーの位置情報ならこれで分かります。」
スマホを取り出すと地図が開き青い点が動いている。
「GPSってやつか」
「そうです。今は･･･農場に向かってますね」
「農場なら近くだな。行くぞ！」
急いでエレベーターを降りてAとハンクは車に乗り込むとサイレンを鳴らして農場へと向かった。
「居ました！」
農場の屋上へ先回りしたが、コナーは電車の上に立っていた。
「冗談きついぜ･･･」
「ハンク、私が追いかけますので後で追ってきてください」
「あぁ？！おい！･･･ったく、揃いも揃って！」
Aは全速力で追いかけ、別ルートから先回りする。肺が破れそうなほど息切れが激しいが、ドアを全体重を掛けて開くと10m程先に男が向かってきており、挟み撃ちにする事が出来た。
「デトロイト市警だ！止まれ！」
「くそっ！」
Aは警棒を伸ばし、男の胸ぐらを掴んで脚を叩こうとうとしたがそのまま縺れるように倒れかけた所、ドンと肩を突き飛ばされた。
飛ばされた寸前、全てがスローモーションの動きに替わり、追いついたハンクが建物から落ちるAを見て驚いた顔をしている。
男をちらっと見たが、コナーはこちらに真っ直ぐ走ってきて地面を蹴って手を伸ばすと、Aの腕を掴みそのまま引き寄せると身体を捻らせて建物の縁を掴んだ。
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おいなり(プロフ) - sreさん» sre様初めまして、おいなりです。 ^^ うわああ好きと言っていただいて恐悦至極です！泣読みやすいですか？！読みにくいって叩かれると思ってビクビクしてたのですがそう言って頂けて嬉しいです…！カッコ可愛いコナーを目指しております笑 今後とも宜しくお願いします！ (2020年6月14日 17時) (
レス) id: 0d4f9c8090 (このIDを非表示/違反報告)
sre - はじめまして！あのこの小説めっちゃ好きです！読みやすいですし！コナー最高すぎます！ (2020年6月14日 12時) (レス) id: 7cb7d554b6 (このIDを非表示/違反報告)
おいなり(プロフ) - スズメさん» 初めまして、おいなりです。わあああコメントありがとうございます^^読みやすいと言って頂き嬉しいです！泣 2人がどうなるのか、完結までどうぞお付き合いくださいませ！スズメ様も体調にはくれぐれもお気をつけください☆*° (2020年6月12日 21時) (レス) id: 0d4f9c8090 (このIDを非表示/違反報告)
スズメ(プロフ) - コナーとヒロインの距離が縮まる感じが見てるこっちがウズウズしますね!もう梅雨に入ってきますね!体を壊さないようにしましょうね!長文失礼しました! (2020年6月12日 19時) (レス) id: b3706c2aa1 (このIDを非表示/違反報告)
スズメ(プロフ) - はじめまして!この作品を読ませて頂きました!とても読みやすくてスラスラと行ってしまうほどです!コナーが大好きなので続きを楽しみにしてます! (2020年6月12日 19時) (レス) id: b3706c2aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいなり | 作成日時：2020年5月29日 3時
