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光「薮…」
また、薮に強く当たってしまった。
薮は悪くないのに。
薮はなんであんなこと言ったんだろ…
だって、薮には伊野ちゃんが…
ピンポーン
？
誰だろ？
光「はーい。」
ドアを開けて、そこにいたのは…
宏太「光！ごめん、こんな時間に…話したいことがあってさ。」
さっきまで電話で話してた薮だった。
なんで薮が…
それに、話したいことって…
取りあえず薮を中に入れる。
光「えっと、適当に座って？」
宏太「あぁ、うん。」
電話のことがあるから、ちょっと気まずいけど、薮が家に来てくれたのは嬉しかった。
光「それで、話って？」
宏太「あぁ、うん、あのさ…」
薮は言葉を探してるみたいで、今から何を言われるのかってドキドキしっぱなしで、薮の顔が見れなかった。
宏太「いろいろあるんだけどさ。まず、俺、伊野尾と別れた。」
藪の言葉に思わず顔を上げる。
え、今、別れたって言った？
伊野ちゃんと…？
光「なんで…」
二人の間には何もなかったはず。
なのになんで…
気になって仕方なかった。
宏太「俺が悪いんだ。」
薮が悪いって…
光「ごめん、話が見えないんだけど…」
宏太「最近さ、俺ずっと悩んでて、それで伊野尾にかまってあげれてなかった。」
悩んでた？
でも、かまってなかったぐらいで別れるはずないよな？
宏太「その、悩んでた理由に大ちゃんに言われて気づいて、それで、伊野尾と別れてきた。」
薮の言ってることがさっぱりわからなくて、困惑する。
光「その理由って何？ってか、それでなんで俺のとこに…」
宏太「その理由っていうのは、俺が…俺が光を好きになってたってこと。」
え…
光「今、なんて…？」
宏太「…もう一回言うよ？俺は、光が好きなんだ。伊野尾のことが見えなくなるぐらいにお前のこと考えてた。」
うそ…
薮が、俺のことを…？
宏太「光、いきなりこんな事言われても受け入れられないかもしれないけど、俺と付き合ってください。」
俺、薮に告られてるんだ。
…両想い、なんだ。
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Raichi(プロフ) - 優子さん» ありがとうございます！はい^^* ここまで長い道のりでした…笑 (2016年8月31日 8時) (
レス) id: 7152a1a1c4 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。慧君自分の気持ちに気付いたみたいだね。 (2016年8月31日 6時) (レス) id: 236f8458a9 (このIDを非表示/違反報告)
Raichi(プロフ) - みゆうーーさん» コメ、リク、ありがとうございます！ぜひ書かせていただきます！^^* (2016年8月30日 17時) (レス) id: 7152a1a1c4 (このIDを非表示/違反報告)
みゆうーー - はじめまして！美優と申します。今回はありちねでお願いしたいなぁーと思ってかきこませていただいております。なので温泉に行ったというような感じでやっていただけないでしょうか？ (2016年8月30日 17時) (レス) id: 1a5ea78872 (このIDを非表示/違反報告)
Raichi(プロフ) - 優子さん» ありがとうございます^^* 楽しみにしててください！ (2016年8月26日 11時) (レス) id: 7152a1a1c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Raichi | 作成日時：2016年3月25日 17時
