… 6 ページ26
side ar
薮ちゃんの話を聞くうちに、俺の嫌な予感が的中しちゃったかもって思った。
たぶん、今の薮ちゃんの目にはひかがうつってる。
伊野ちゃんじゃなくて…
大貴「薮ちゃん、もう一回聞くよ？伊野ちゃんのこと好き？」
黙って俯いてしまった薮ちゃん。
本当は聞きたくなかった。
だって、伊野ちゃんが傷つくのは見たくなかったから。
だけど、きっともう伊野ちゃんも気づいてるから。
それに、ひかには幸せになってほしいから。
宏太「大ちゃん、俺…」
大貴「薮ちゃん。薮ちゃんのホントのきもち、二人に伝えてあげて？」
宏太「大ちゃん…」
大貴「大丈夫。伊野ちゃんのことは俺に任せてよ！」
大丈夫だから。
薮ちゃんは悪くない。
気持ちに気づくのがちょっと遅かっただけ。
大貴「ほら、はやく行かないと！二人のとこに行くんだから！」
悲しそうな顔してる薮ちゃんを急かす。
宏太「うん、俺、二人にちゃんと話す。大ちゃん、ありがとう。」
大貴「よし、行こう！」
薮ちゃんの家をでて、伊野ちゃんの家に向かう。
俺は行かない方がいいかもしれないけど、
薮ちゃんに、伊野尾は泣くの我慢するだろうから大ちゃんがついててあげてって言われちゃった。
何の連絡もなしに行ったから、びっくりしてた伊野ちゃんだけど、
薮ちゃんの顔を見て、察したのかな？
悲しそうに笑って中に入れてくれた。
伊野ちゃんの家に来てそろそろ10分ぐらいたつけど、誰も何も言えずに黙ってる。
薮ちゃんの背中を押してあげたいけど、こればっかりは本人のタイミングじゃないとな…
伊野ちゃんの方は、薮ちゃんを見て心配そうな顔してる。
宏太「…伊野尾。」
やっと話しはじめた薮ちゃん。
慧「なに、薮…」
そう言った伊野ちゃんの声は、今までに聞いたことないくらい、弱々しかった。
宏太「…伊野尾、わか「言わないで！」！伊野尾…」
薮ちゃんの言葉をかき消すように叫ぶ伊野ちゃん。
慧「言わないでよ…俺、わかってるよ。薮のきもち。俺から離れていかないでよ…俺、お前がいないと…」
宏太「伊野尾…ごめん。俺…」
慧「俺じゃ、ダメ…？薮は俺のこと、好きじゃなかった？」
泣きながら薮ちゃんにしがみつく伊野ちゃん。
俺は、なんて言っていいかわからなかった。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
更新遅くなってごめんなさい！
学校始まったので更新頻度落ちます
受験生なので…
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
X
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーメンバー
山田涼介
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 167人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Raichi(プロフ) - 優子さん» ありがとうございます！はい^^* ここまで長い道のりでした…笑 (2016年8月31日 8時) (
レス) id: 7152a1a1c4 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。慧君自分の気持ちに気付いたみたいだね。 (2016年8月31日 6時) (レス) id: 236f8458a9 (このIDを非表示/違反報告)
Raichi(プロフ) - みゆうーーさん» コメ、リク、ありがとうございます！ぜひ書かせていただきます！^^* (2016年8月30日 17時) (レス) id: 7152a1a1c4 (このIDを非表示/違反報告)
みゆうーー - はじめまして！美優と申します。今回はありちねでお願いしたいなぁーと思ってかきこませていただいております。なので温泉に行ったというような感じでやっていただけないでしょうか？ (2016年8月30日 17時) (レス) id: 1a5ea78872 (このIDを非表示/違反報告)
Raichi(プロフ) - 優子さん» ありがとうございます^^* 楽しみにしててください！ (2016年8月26日 11時) (レス) id: 7152a1a1c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Raichi | 作成日時：2016年3月25日 17時
