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" 俺から離れていくなよ "


そういった途端、黙ってしまった光。


宏太「光…?」


光「先に離れていったのはどっちだよ…」


宏太「え…?ひか、」


光「俺は、薮が…!」



そこまで言ってまた黙ってしまった光。


光「…ごめん、切る。」


宏太「あ、おい!」



切られてしまった…


あいつ、なんで急に…



しばらく呆然とスマホを見つめてると、


大ちゃんから電話がかかってきた。



宏太「もしもし?」


大貴「あ、薮ちゃん!?ひかになんか言った?!」


宏太「え…?」


大貴「今、ひかから電話あって、ひか、泣いてたから…」




光が泣いてた?


俺が、あんな事言ったから?


でも、なんで…



大貴「とにかく、今からそっち行くから!薮ちゃん家だよね?」


宏太「え?あぁ、うん。」



光を泣かせてしまった…


理由はわからない。けど、俺の言葉が光を傷つけた…



電話がかかってから20分ぐらいして大ちゃんが来た。


入ってくるなり何があったの、何言ったのって焦っているのか怒っているのかわからないような感じで叫ぶ。


宏太「ちょ、大ちゃん、落ち着いて!ちゃんと話すから!」


興奮気味な大ちゃんをおさえて、光との電話の内容を話す。



大貴「…」


全部聞き終わって、黙り込んでしまった大ちゃん。


宏太「大ちゃん…?」



大貴「…薮ちゃんはさ、伊野ちゃんと付き合ってるんだよね?」


宏太「え?あぁ、そうだよ。」


どうしたんだろ、急に…


大貴「伊野ちゃんが好きなんだよね?」



宏太「まぁ、そうだから付き合ってるんだけど…」


大ちゃんの言いたいことがわからなくて首を傾げる。



大貴「じゃあ、さ。ひかのことは?ひかのことはどう思ってるの?」



宏太「え…?」


光…?


俺が、光をどう思ってるか…


どう思ってるんだろ。



光は、メンバーで、ジュニアの頃からずっと一緒で、隣にいるのが当たり前で…


でも、最近はなかなか話せてなくて、今日、久しぶりに電話で話して…




…俺、結局光のことどう思ってるんだろ。



大貴「薮ちゃんさ、最近何考えてた?」


宏太「最近…?」


最近の俺は、光に避けられてることとか、光が元気ないなとか…



考えても頭に浮かぶのは光のことばかり…


俺、こんなにも光のこと考えてたんだ。

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Raichi(プロフ) - 優子さん» ありがとうございます!はい^^* ここまで長い道のりでした…笑 (2016年8月31日 8時) (レス) id: 7152a1a1c4 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。慧君自分の気持ちに気付いたみたいだね。 (2016年8月31日 6時) (レス) id: 236f8458a9 (このIDを非表示/違反報告)
Raichi(プロフ) - みゆうーーさん» コメ、リク、ありがとうございます!ぜひ書かせていただきます!^^* (2016年8月30日 17時) (レス) id: 7152a1a1c4 (このIDを非表示/違反報告)
みゆうーー - はじめまして!美優と申します。今回はありちねでお願いしたいなぁーと思ってかきこませていただいております。なので温泉に行ったというような感じでやっていただけないでしょうか? (2016年8月30日 17時) (レス) id: 1a5ea78872 (このIDを非表示/違反報告)
Raichi(プロフ) - 優子さん» ありがとうございます^^* 楽しみにしててください! (2016年8月26日 11時) (レス) id: 7152a1a1c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Raichi | 作成日時:2016年3月25日 17時

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