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side hk
光「はぁ…またやっちゃった。」
最近、薮に話しかけられても、伊野ちゃんと仲良くしてるとこを思い出して、逃げてしまう。
ヘタしたら2人が付き合いだしてから、仕事以外でまともに喋ってないかもしれない。
このままじゃダメだよな…
ずっとしゃべらないわけにもいかないし、
こんなこと続けてたらいくら鈍感な薮でも、俺の気持ちに気づくかもしれない。
そうなったら、本当に薮としゃべれなくなる。
それは嫌だ。
ずっと薮が好きだった。
でも、薮が離れていくんじゃないかって、怖くて気持ちを伝えることができなかった。
薮の隣にいたかったから。
だけど、もう隣にいることは許されない。
だって、薮の隣には伊野ちゃんがいるから…
それでも、この想いが消えることはなくて、
むしろ溢れてくるばかりで。
どうしていいかわからなかった。
考えていると、着信音がなった。
画面を見れば薮の名前。
正直、でようか迷ったけど、
無視できないし、何より話したいと思ってしまった。
光「…もしもし。薮？」
宏太「あ、光ー！よかったー、でてくれた！」
光「へ…？」
でてくれたって…
宏太「あのさ、いきなり本題に入るけど。光。俺、お前に何かした？」
そんなこと言われると思ってなかったから、戸惑ってしまう。
宏太「お前さ、最近、俺のこと避けてない？」
光「…」
否定したかった。けど、できなかった。
だって本当のことだし、言い訳する言葉も見つからなかった…
宏太「謝りいけど、なんでかわかんないし…けどさ、やっぱ光に避けられるのはちょっとキツいっていうか…」
光「ごめん…」
宏太「いや、謝ってほしいわけじゃないんだけどさ、俺なんかしたかなって。ずっと一緒にいたけど、こんなことなかったし。」
そう言う薮の声は、こころなしか悲しそうで、傷つけてしまったんだって、心が苦しくなった。
傷つけたかったわけじゃない。
ただ、薮と話すのが辛かったんだ…
話してると好きって言っちゃいそうで怖かったんだ…
光「薮、ごめん。ほんと、ごめん。」
宏太「光…もう、俺のこと避けないで？」
光「うん、ごめん。」
宏太「もう謝るなよ。」
光「うん。」
電話越しだけど、久しぶりに薮と話せて嬉しくて、話せてなかった分たくさん話した。
けど…
宏太「光…俺から離れていくなよ。」
突然薮にそう言われ、俺の中で何かがきれた。
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Raichi(プロフ) - 優子さん» ありがとうございます！はい^^* ここまで長い道のりでした…笑 (2016年8月31日 8時) (
レス) id: 7152a1a1c4 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。慧君自分の気持ちに気付いたみたいだね。 (2016年8月31日 6時) (レス) id: 236f8458a9 (このIDを非表示/違反報告)
Raichi(プロフ) - みゆうーーさん» コメ、リク、ありがとうございます！ぜひ書かせていただきます！^^* (2016年8月30日 17時) (レス) id: 7152a1a1c4 (このIDを非表示/違反報告)
みゆうーー - はじめまして！美優と申します。今回はありちねでお願いしたいなぁーと思ってかきこませていただいております。なので温泉に行ったというような感じでやっていただけないでしょうか？ (2016年8月30日 17時) (レス) id: 1a5ea78872 (このIDを非表示/違反報告)
Raichi(プロフ) - 優子さん» ありがとうございます^^* 楽しみにしててください！ (2016年8月26日 11時) (レス) id: 7152a1a1c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Raichi | 作成日時：2016年3月25日 17時
