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想いが溢れて、裕翔くんの前で泣いちゃった。
あんな事言っちゃったんだし、胸を貸してくれたんだから、話さないとね。
侑李「裕翔くんさ、最近大貴と涼介が仲いいの知ってる？」
自分で言うのはちょっと辛かったけど、全部、話さなきゃ。
僕の質問が予想外だったのか、びっくりした顔をする裕翔くん。
裕翔「えっと、なんで、山ちゃん？あ、でも、言われてみれば最近よく一緒にいるかも…」
侑李「大貴ね、最近好きって言ってくれなくなったの。」
裕翔「え…？」
侑李「キスも、僕からお願いしなきゃしてくれない。体も、ずっと重ねてない。」
裕翔「え、えっと、どういうこと？」
侑李「大貴、たぶん、浮気してるｯ…」
やっぱり、わかってはいても、口に出して言うのは辛いな…
あー、また泣いちゃうや…
裕翔「大ちゃん、が…？うそ…」
侑李「ウソだったらいいのにね…」
そうだよ、ウソだったら…
全部、夢か何かだったらよかったのに…
裕翔「だ、誰と…？」
裕翔くんの顔がこわばる。
たぶん、話の流れでなんとなく気づいたのかな。
" 涼介 "
裕翔くんが悲しそうな顔をする。
そんな顔しないでよ…
裕翔くんがそんな顔してたら、余計に辛くなっちゃうじゃん…
裕翔「山ちゃん、が？大ちゃんと…？そんな、だって、山ちゃんは大ちゃんがちぃちゃんと付き合ってること知って…！」
侑李「そんなの、関係ないよ。涼介が大貴のことを好きなのは、知ってた。」
そう、知ってたんだ。
知ってたけど、知らないフリしたんだ。
大貴は僕と付き合ってるんだから。
そう言って、悲しそうな顔してる涼介を見てみぬフリしたのは僕だ。
裕翔「ちぃ…」
侑李「僕、大貴をとられるのがこわくて、涼介の気持ち無視してたんだ…でも、こんなことになるなんて…」
大貴をとられちゃうなんて…
裕翔「ちぃは悪くないよ。誰も悪くない。人を好きになるのは仕方ないことだもん！」
侑李「裕翔くん…」
そ、だよね…
仕方ないことだよね…
でも、やっぱり大貴と離れるなんてやだよ…！
侑李「裕翔くん…僕、どうしたらいい？」
涼介に大貴を譲るべき？
それとも…
裕翔「それはちぃが決めることだよ。」
裕翔くん…
裕翔「ちぃが、したいようにすればいい。それが正解か間違いかなんて、誰もわかんないもん！」
そうだよね…
裕翔くん。決めたよ。
僕…
侑李「裕翔くん、僕…」
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Raichi(プロフ) - 優子さん» ありがとうございます！はい^^* ここまで長い道のりでした…笑 (2016年8月31日 8時) (
レス) id: 7152a1a1c4 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。慧君自分の気持ちに気付いたみたいだね。 (2016年8月31日 6時) (レス) id: 236f8458a9 (このIDを非表示/違反報告)
Raichi(プロフ) - みゆうーーさん» コメ、リク、ありがとうございます！ぜひ書かせていただきます！^^* (2016年8月30日 17時) (レス) id: 7152a1a1c4 (このIDを非表示/違反報告)
みゆうーー - はじめまして！美優と申します。今回はありちねでお願いしたいなぁーと思ってかきこませていただいております。なので温泉に行ったというような感じでやっていただけないでしょうか？ (2016年8月30日 17時) (レス) id: 1a5ea78872 (このIDを非表示/違反報告)
Raichi(プロフ) - 優子さん» ありがとうございます^^* 楽しみにしててください！ (2016年8月26日 11時) (レス) id: 7152a1a1c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Raichi | 作成日時：2016年3月25日 17時
