〜三つめの人格〜 ページ3
「ま…」
「巻物！？」
Aが言ってから、皆でどよめく。
想像を180度裏切った中身に、皆はただただ驚く事しか出来ない。
「すんごく古い、って感じですね！」
「どういう事…？」
つくしが目を見張り、Aは巻物を広げていった。何時代だよ、とつっこみたくなる古い紙は、触っただけで破れてしまいそうな見た目に反して、Aの手の中でするすると広がった。
「こ、これは…」
「A、読めるの！？」
「…いいえ、全く！」
「ドスーーーッッ！！」
「あ、でもメモが…」
Aはぐらついた姿勢の皆が姿勢を立ち直らせる前に、メモを読み始めていた。
「え〜っと、『Aへ。そろそろ二つめの人格には慣れた？』…え？何でママが？」
「続き続き！」
疑問を口にするが、明日人に急かされ続きを読む。
「あ、うん！『サウジアラビアはかなり手強いので、三つめの人格を授けま〜す。
その名も
[男神(おじん)アシュラ]君！仲良くしてあげてね〜。
アシュラは入れといた地図の×印の所にいます。勝負とかそういう流れになると思うけど、仲間と共に頑張って！
Aは日本代表唯一の女子！女子の日本代表だよ、ハッスル！じゃあね！頑張ってね！ ママより』…」
「…色々騒がしかったな」
「…母はこういうキャラなんです…」
風丸が呆れて発した言葉に、Aも呆れて答えた。
「地図って、コレ？」
明日人が掴んでいる紙こそ、恐らく
Aの第三人格、『男神アシュラ』が待つ所を示した地図だろう。
「きっとそうね…えーっと、この×印…って、これ富士山の地図じゃない？」
「その何ちゃら、って奴は富士山にいんのか！」
「剛陣先輩、『アシュラ』の四文字位覚えて下さい。先輩一応受験生ですよね？そんな記憶力で、一体何処の高校受かる気ですか？」
剛陣に対しては、たまに毒舌化するA。
「剛陣はさておき、近くだな」
「さておくな！」
ヒロトの心ない一言に、剛陣が怒鳴る。だが皆無視して会話を続ける。
「俺の扱い、雑すぎんだろ…」
剛陣は溢れてきそうな涙を飲み込み、会話に耳を傾けた。
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ヒメアミ - ちょこ。さん» あ、ごめん↓の忘れて…名前は(名前)ってやればいい話だわ…ごめんなさい… (2019年11月29日 20時) (
レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ - ちょこ。さん» 全然良いよー！そんなに気に入ったんだね…面白いって言ってくれてありがとう！本当に嬉しい！て言うか、本名バレてる(汗)夢主さんの名前はどうするの？ちょこちゃんの本名？ (2019年11月29日 17時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ。 - アミさーん。この作品忙しくて全然見てなかった(汗)でも面白いよ！募集企画でかいた芽亜ちゃん好きすぎて、夢小説かこうかなって思ってるんだけど、それにこの作品の夢主ちゃんかいていいかな？報告はもちろんするから！ (2019年11月29日 17時) (レス) id: 1b784d6c95 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ - りんさん» ありがとうございますありがとうございますありがとうございます…『めちゃくちゃ好き』ですって！？嬉しいよ〜TT応援ありがとうございます！これからも頑張ります！！ (2019年11月20日 7時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - めちゃくちゃ好きです！応援しています！頑張ってください！ (2019年11月19日 23時) (レス) id: 285c3fb40d (このIDを非表示/違反報告)
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