〜オリオン財団の悪事〜 ページ26
「皆さ〜ん、ごきげんよ〜う。
今日は皆さんに話しておかなければならない事があります。
皆さんはきっと、不信に思っている事でしょう。
FFIの試合の違和感を」
皆の表情が改まり、真剣になる。
「…監督、ついに話すんですか、
『オリオン』について」
「はい。いずれ話さねばならないと思っていました」
Aの鼓動がバクバク高鳴る。
「オリオン、って…前からAが言ってる…」
明日人が口を開くも、
「ハイハーイ、皆さん着席〜」
と趙金雲に言われ、皆と一緒に席に着いた。
「…実は今回の大会には、色んな悪い大人の事情が絡んでいるのです。
…あ、姫沢ちゃんは前来て下さ〜い」
「え？あ、ハイ」
趙金雲に手招きされ、Aが前に立つ。
「…やっぱり、アンタら何か知ってたんだな」
灰崎が言う。
「知っての通り、サッカーは世界有数のビッグエンターテイメントビジネスなのです。世界経済を左右する程にも大きい…
そこに目をつけ、サッカーをビジネスとして徹底的に管理しようとしている組織があります。それが…？」
趙金雲に話を振られ、Aが大きく息を吸い、つづけた。
「…それが、
『オリオン財団』です」
皆がざわめく。
「それが、一星を送り込んできた組織なのか？」
風丸の問いに、Aは頷いた。
「そうです。
オリオン財団は、サッカーにおける経済効果が最大になる様、試合の得点等をコントロールします」
「サッカーは勝負の世界だ。そんな事出来ねぇだろ」
剛陣が、口を挟む。
「…そう思うのも最もです。
ですが、それを可能にするのがオリオン財団のスパイ選手…
『オリオンの使徒』です」
「スパイ？」
明日人が首をかしげる。
「えぇ。彼らはチームの味方になる時もあれば、
逆に足をわざと引っ張る事もあるの。
そうして、試合結果をオリオンが決めた通りに操作していくのよ」
「ほぉ、じゃあうちの使徒さんは完全に後者、って訳ね」
不動が(珍しくちゃんと話を聞いていたらしく)ニヤニヤと笑う。
「完全に八百長試合じゃねぇか！！」
灰崎が怒鳴る。
「じゃあ、そのオリオンの使徒って奴、警察に何とかして貰おうぜ！」
剛陣がとっさに叫ぶも、Aは残念そうに首を降り、否定の意を表した。
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ヒメアミ(プロフ) - あいさん» 本当にすみません！文字色を変えて対象しました…すみません！…ストーリーが好き！？ありがとうございます！！嬉しいです！！ (2020年1月26日 10時) (
レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
あい - さっきの付け加えで、LINEの話で吹き出しと文字の色が重なってなんと言っているかわかりません…すみません。先程も書きましたがストーリー大好きなので頑張ってください！ (2020年1月25日 23時) (レス) id: d906fc2769 (このIDを非表示/違反報告)
あい - すみません！ストーリー好きです！でも氷浦くんが何を言ってるかわかりません…設定で変えられるかもしれませんが私は始めたばかりなので…すみません… (2020年1月25日 22時) (レス) id: d906fc2769 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ - wataruさん» イナイレ大好きです！必殺技とかも面白いし、キャラも面白いし、ストーリーも面白いし…最高だと思います。…いいですよ！まとめてメッセージ送っちゃってくだs((((殴×100すみません、キャラ崩壊中です…学校での私を取り戻します…とにかくありがとうございます！ (2019年11月24日 16時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ - wataruさん» これ読んでニヤニヤしちゃった…ありがとう(ございます)！←砕けた口調でいいと言われた瞬間タメ口になる愚かな生物300点だ、やったー！誉めてくれてすっっごく嬉しいです！すっごい心に響いてます！コメントもらえると小説書いてて良かったな、と思います！ (2019年11月24日 16時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
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