〜煽る一等星〜 ページ1
一方、オリオンの使徒達は集まり、話し合っていた。その中には一星の姿も。
「…ちっ、Aが元に戻ったぜ?」
「もう一回だ!」
「おう!!」
試合再開。
(0-2…どうにかして点を取らなきゃ)
Aは皆に指示を送りつつ得点のチャンスを狙う。
「Aさん」
「どうかしたの?一星君」
「さっき、相手に何か言われてましたよね。ザルだとか」
「…うん、でも良いの。私が相手に追い付けないのは事実だし…」
「あ、やっぱ自分でも分かってるんですね!」
発言内容と満面の笑みとの対照さに、ついAが耳を疑い「えっ?」と聞き返す。
「だって正直そうじゃないですか。
失礼ですけど、皆さんに指示偉そうに送っておきながら自分で出来ない、ってどうなんですかね?
それに、本当の事言われて落ち込んでろくにプレー出来ないだなんて…
中学生とは思えない単純思考ですね」
「違う、私は!」
「Aさんは僕がオリオンから送られたって事知ってるのに何で僕の事信じるんですか?
僕がどんな目的で日本代表にいるのか位分かりますよね?
なのに庇ったりして…
それに色々褒められて喜んで、
言われて落ち込んで…
色々向いてませんね、
日本代表やめたらどうですか?」
「………。」
ここで騒ぎを起こすと面倒なので、耐えるA。
だが。
『はっ、救えねぇクズだな。
お前こそオリオンから指示された事そのままやる都合良い操り人形じゃねぇか。
それにお前が言ってんの、
「褒められても喜ぶな、悪口言われても悲しむな、人を見捨てろ」って事だぜ?』
「ちょっと、イタっちゃん!」
「やっぱ、向いてませんね」
走り去る一星。
Aはオリオンの恐ろしさを改めて感じた。
27人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「逆ハー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒメアミ(プロフ) - あいさん» 本当にすみません!文字色を変えて対象しました…すみません!…ストーリーが好き!?ありがとうございます!!嬉しいです!! (2020年1月26日 10時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
あい - さっきの付け加えで、LINEの話で吹き出しと文字の色が重なってなんと言っているかわかりません…すみません。先程も書きましたがストーリー大好きなので頑張ってください! (2020年1月25日 23時) (レス) id: d906fc2769 (このIDを非表示/違反報告)
あい - すみません!ストーリー好きです!でも氷浦くんが何を言ってるかわかりません…設定で変えられるかもしれませんが私は始めたばかりなので…すみません… (2020年1月25日 22時) (レス) id: d906fc2769 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ - wataruさん» イナイレ大好きです!必殺技とかも面白いし、キャラも面白いし、ストーリーも面白いし…最高だと思います。…いいですよ!まとめてメッセージ送っちゃってくだs((((殴×100すみません、キャラ崩壊中です…学校での私を取り戻します…とにかくありがとうございます! (2019年11月24日 16時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ - wataruさん» これ読んでニヤニヤしちゃった…ありがとう(ございます)!←砕けた口調でいいと言われた瞬間タメ口になる愚かな生物300点だ、やったー!誉めてくれてすっっごく嬉しいです!すっごい心に響いてます!コメントもらえると小説書いてて良かったな、と思います! (2019年11月24日 16時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ