私のアルバイト先は…4【キューティクル探偵因幡】

お久しぶりです。。。 ページ5

〜〜〜
貴「ごちそうさまでした!」
洋「んーあったかかったー」
貴「そうですねー」
そんなこんなで食事も終え、ゆっくりとのんびりとしていた。
そこへ…
圭「因幡さーん?!A〜?!」
圭の呼ぶ声が聞こえてきた。
優「A〜!センセ―――!」
優太の珍しく必死そうな声が聞こえてきた。
緒「ひろしぃぃ〜!Aちゃ〜〜〜ん!!!はやくでておいで!」
緒方のいつものような声も聞こえてくる。
荻「洋!A!」
荻の鋭い声も聞こえてきた。
貴「皆さんの声が…聞こえますね!」
洋「外にいるのか!」
Aは何も考えず、駈け出した。
圭「A!」
貴「みなさん!」
少し、涙目になって、Aはみんなのほうへ向かった。
優「A――――っ!」
優太はAに抱き着いた。
優「どっかの誰かさんが思った以上に使えなくて、見つからなかったからびっくりしたよー心配し たよー!!!」
圭「…使えなくて悪かったな!」
貴「あははっ」
貴「…優太くん、そろそろ、離してくれないかな?」
優「ん?だめ///」
優太はさっきより、きつく抱きしめた。
優「罰だよ、罰。お仕置き!」
どうやらドSモードが発動したようだ。
貴「ええっ?」
優「心配かけられたからね、その分、コッチも、仕返ししなきゃ」
荻「その辺にしとけ、悪徳助手」
そこへ、後ろから、優太を摘み上げる影、もとい、荻がやってきた。
荻「A、大丈夫だったか?急にいなくなるし、天気は悪くなるしで、心配だったぞ」
貴「ごめんなさい…」
何だか、父親に叱られているような錯覚に陥って、しゅんとしてしまう。もし、犬耳が出ていたら、確実に垂れていただろう。
荻「まあ、いい。気にするな」
荻はその様子を見かねてか、優しげな笑みを浮かべ、Aの頭に手を置き、優しくなでた。
圭「お父さん!」
いたたまれなくなった圭はツッコミを入れた。
ぷっと小さくAは吹き出す。
そこへやはりまた後ろからすごい勢いで抱き着いてきた影、もとい、緒方がやってきた。
緒「Aちゃああああん!会いたかったぞお〜」
スリスリと頬を摺り寄せてくる。でれでれだ。
洋「あのぉ、みんな、俺のこと、無視ですか?」
涙目で訴えていた。

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