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緒方と・・・ ページ11

〜〜
緒方に手を引かれ、人けのない湖のほとりにやってきた。
しばらく歩き続けていたため、少し疲れていたAは近くに会ったベンチに腰を下ろす。
貴「ふぅ…」
緒「Aちゃん、疲れた?」
緒方は少し苦笑しながらAの顔を覗き込む。
緒「あー…Aちゃんと二人っきりってなかなかないよねー」
ニッコリと笑いつつ、Aへ近づく。
貴「そ、そうですね…」
若干引く。
緒「おいおいーひかないでよー」
拗ねたような表情で体をくねらせる。
貴「気持ち悪いですっ、緒方さん」
緒「え?どうしたの?具合悪いの?」
貴「そうじゃないわ!」
真顔で聞き返されて、思わず突っ込んでしまった。
緒「??」
まるで分っていないといった表情だ。
貴「はぁ…」
緒「あ、ごめん、疲れたか?」
素直に謝られるとなんだか調子がくるってしまう。
貴「〜〜っ、べつに」
緒「そっか、それならよかった!」
貴「っ!///」
不意打ちの満面の笑みにAは思わず頬を赤らめて、顔をそらしてしまう。
緒「?どうかしたのかぁ〜?」
にこにこしながら、Aの顔を見ようとする。
貴「ちょ、何ですかっ!///」
緒「いいや〜別にねぇ〜なんでも〜」
貴「〜〜///」
緒「ねぇ、Aちゃん」
貴「…なんですか?」
怪訝に思いつつも、後ろを振り返る。
貴「っ!//////////」
すると、緒方はAの頬に、口づけした。
緒「俺はさ、Aちゃんが好きなんだよ」
緒「よくわかってもらってないかもだけどさ…」
緒「犬好きだからとか、そういう意味じゃなくてさ!」
貴「ひゃぁぁぁぁっ?////」
緒「ね?」
Aは何も言えずに俯いた。
緒「じゃあ、告白できたし、行こうか?」
貴「…は、はい///」
〜〜
ノ「お、戻ってきたでー」
ガ「仲良くてをつないでいるな」
ド「バカップルに見えなくはないであろー」
他の者たちは皆同様にハンカチをかんでいた。
貴「あのっ…///」
緒「ああ、ごめんごめん」
そういい、さっと手を放す。
ロ「次はだれがいかれますか?」
圭「あ、俺です」
ジャンケンですでに順番が決まっていたらしい。
圭「A、行こっか」
貴「あ、う、うん//」
戸惑いつつも、圭の背中についていく。
〜〜
荻「お前、Aに何をしたんだ?」
緒「べつに、何も?」
洋「その割にはご機嫌じゃねえか」
優「おとなしくはいちゃいなよ」
緒「べっつにーただのスキンシップだけど?」
聡「へえ、それはなにをしたのか、ぜひ――」
優「そりゃ★」
蹴りを入れられる。
聡「いってえ!」
聡明の絶叫が響き渡った。

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21ライアザ - 凄く面白いですね!!!!!!! 頑張って下さい!!!!!!! 洋オチにしてほしいです!!!! 更新頑張ってください!!!! (2015年8月5日 0時) (レス) id: 9a98cb2315 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の瑠璃色真珠(プロフ) - 続きが楽しみです!!更新頑張って下さい(´∀`) (2015年7月12日 20時) (レス) id: 6e96aad4c4 (このIDを非表示/違反報告)
沙樹 - 約一年ぶりです。更新待ってます! (2015年3月16日 18時) (レス) id: 7064c4a12d (このIDを非表示/違反報告)
なごみ - とっても面白いです!!!!話的に洋オチがいいんじゃないですか?(私が好きだからもあります…ごめんなさい…) (2015年1月11日 16時) (レス) id: a0d65009dc (このIDを非表示/違反報告)
なごみ - 因幡さんたちは、その頃何やっているのか…この先気になる~~!! (2014年12月19日 20時) (レス) id: a0d65009dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うたの | 作成日時:2013年12月13日 19時

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