パンドラの匣 2

５０　君の命日に祝福を ページ1

部屋に狙撃班が狙撃を行う

徐々に落ち着いていく中 箱庭が起き上がる

猟犬の軍服を着て、その外套の上にゴーゴリの外套を纏っているという少し変な格好だ

立ち上がり、衣服を整える

箱庭「探偵社はやっていない・・・？」

そう、そこだ

箱庭「これがドストさんの言っていた「探偵社を潰す作戦」・・・？」

なんとか魔人の思考を掴もうと悪戦苦闘するが無理だった

突如外で轟音が響く

少し驚き窓から外を見ると、そこには


見慣れた鞘があった

立ち上がり、外に出ようとすると胸ポケットが膨らんでいることに気づく

不思議に思い中の者を取り出せば

箱庭は驚いた

中身は道化師の仮面だった

箱庭は仮面に微笑み

一つ、小さく口付けを落とす

箱庭(脱獄・・・おめでとう )

あぁ 願わくばどうか

来世もまた良き友人になれますように

内に秘めた小さな願いに鍵をかけ仕舞い込む

またいつか会いましょう

良き友人よ

背後であのにぎやかな笑い声が聞こえた気がした

５１　猟犬部隊→

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