32日目 ページ36
夏油傑side
目が覚める
時計をみるとまだ5時半だった
「…ぐっすり寝ている。」
最近では寝つきが悪かったりすぐに目を覚ましていたが
今日はしっかり寝ることができている
もっと、早くから気づくべきだった
元から白いが青白い顔、食欲の減退、作り笑い…
その他にも頭痛や嘔吐き、不眠
どう見てもおかしいじゃないか
出会った頃より濃くなった隈を指でなぞる
『ん…傑…?』
「すまない、起こしてしまったかな?」
『大丈夫…、何時?』
「まだ5時半だから寝てていいよ。」
『わかった…。』
目を閉じるとすぐに寝息が聞こえてきた
私はAさんを起こさないようにベッドから出る
・
・
・
リビングには悟と悠仁がいた
「2人ともおはよう。早いね。」
「なんか早く目覚めちゃってさぁ。」
「俺も。Aさんどう?」
「少し目を覚ましたけどぐっすり寝ているよ。」
「よかったぁ…。」
安堵している悠仁
「…Aが言う前に僕達が気づくべきだった。
言い訳かもしれないけど一緒にいるせいで
Aの変化に気づけなかった…。」
悟もどうやら私と同じことを考えていたみたいだ
「起きてしまったことはしょうがないだろう。
今はAがしっかり休めるように私達がサポートしよう。」
ｶﾞﾁｬｯ
『おはよ…。』
眠そうに目を擦りながら部屋に入ってくるA
「Aさんおはよう!」
「おはよ、まだ寝てても大丈夫だよ?」
『もう起きる…。あ、朝ごはん作るね。』
「大丈夫だよ、今日は私が作るよ。」
「俺手伝う!」
『いいの?じゃあ昼と夕方が私が作るよ。』
「何言ってんの、それは僕がやるから。」
悟の言葉を聞いて呆然とするA
『でも…悪いよ…。』
「言われたでしょ?自宅療養中は家事は最低限で
しっかり休む事!だから僕達に任せなさい!」
『…はーい。』
不服そうな顔をしている…
「最低限なら少しはいいんだろう?
Aさんは悠仁と一緒に手伝ってくれるかな?」
『手伝う!』
「おいおい傑…甘やかすなよ…。」
「悟が言ったじゃないか、最低限ってね。」
早く、元気なAさんが見れるように私達で支えていかないとね
夏油傑side終了
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日出 - 作者さんすっごく大変だったと思います。私はまだ学生だけど考えてきただけで涙がでました。これからも無理のない範囲で夢小説楽しみましょう！ (9月17日 17時) (
レス) @page39 id: e3c9ef0ceb (このIDを非表示/違反報告)
みょん - でも今は凄く元気です。モチベーションのお陰だと思います！夢小説がモチベなんです(^-^) 約一年前ですが、今は大丈夫でしょうか。あとがきをみて、少しでも楽になっているんだなと分かりました‼ 神作品を作ってくれてありがとうございました‼ (2022年10月1日 18時) (レス) id: 5858736ed9 (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 『癒し求めたら推しが来た』を書いて頂き、ありがとうございます。とても面白かったです！ Rei様がうつ病(うつ状態)と知って、大変だなと思いました。(私もオタクなので語彙力は置いてきました)私も一時期うつ病のような症状がありました (2022年10月1日 18時) (レス) id: 5858736ed9 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - めっちゃよかったです。更新楽しみにしてます。…うつ…僕の友達もそうだったんですけど、精神病院から退院した後、人が変わってしまいました。悪びれもなく約束を破る…うつになる人が減るのを願います… (2022年1月9日 1時) (レス) @page49 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
友希那(すぐるっちの恋人) - ｳﾜｧｧｧｧｧ！この小説最高ーーーーーーーっ！これからもお体に気をつけて更新頑張ってください！ (2021年12月30日 7時) (レス) @page47 id: 63dcc81372 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2021年1月6日 22時
