【呪術廻戦】癒し求めたら推しが来た

27日目 ページ31

『駄目です。』

「え!?なんで!?」

『あんたら何を抜かしてんだ…。』

体調崩してから数日、元気になった私に悟と傑が提案してきた

それは…

『モデルなんて絶対に駄目です。』

2人が出かけた日にもらった名刺を出して
モデルをやると言い出した

「A〜、お願いだよ〜。」

「どうしても駄目かな?」

『駄目に決まってるでしょ!?
あんたら一目みて五条悟と夏油傑ってバレるわ!!』

自分達が人気アニメのキャラクターって自覚してくれねぇかな???

「まず…五条先生と夏油さんって戸籍無くない?
俺も無いけど…。」

『あぁ、それは私の友達のツテ使って作るから安心して。』

「「「えっ。」」」

やっぱり驚かれたか

ま、いいや

「とりあえず駄目です。」

てか2人はなんで急にそんなことを…

『…一応聞くけど、理由は?』

「Aの負担を減らしたい。」

『私の?』

「この前、Aが体調崩したでしょ?
仕事も大変だし、僕達が急に来たから疲れが溜まってたんだろうなって…。」

「私達は養ってもらってる状態だから働いて少しでも
Aさんの負担を減らしたいと思ったんだ。」

『なるほどね…。』

私の事を思ってか…

『でも、大丈夫だよ。貯金はあるし問題ないから。』

「それが尽きたらどうする?」

『そ、それは…。』

私1人だったらなんとかなるかもしれない

けど、4人だと…

たしかにそれも考えたことはある

「だから僕達は働きたい。」

『…そうやって提案してくれるのはありがたいけどね?
大衆の目につく仕事は本当にマズイと思うんだよ。』

「じゃあ、俺バイトしたい!」

『え?』

「飲食店とかのバイトならなんとかなるんじゃないかな?
マスクとかしても違和感ないし!」

『そうかもしれないけど…。』

うーん…

悠仁のいうことに一理ある

飲食店だったら衛生面でマスクしても
大丈夫、顔が隠せる

けどなぁ…

『じゃあ、私が本当に駄目だって思った時は頼る。
それでどうかな?』

「ん〜…A、ダメになったら言う?」

『絶対に言うよ。』

「まぁ…Aさんが言うなら…。」

「Aさん、無理しないでね?」

『無理しない程度に頑張るよ。』

多分この3人いなかったらここまで頑張れてないし

不安な顔これ以上見たくない

私がもっと頑張らないと

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