【呪術廻戦】癒し求めたら推しが来た

22日目 ページ25

ー次の日ー

『…体調悪いって言って休もうかな。』

はい、いつものです

今日は3連休が終わり仕事です

行きたくないです

「今日アポ入ってるでしょ?」

「なら行った方がいいね。」

「Aさんなら大丈夫!」

『…頑張る、行く。』

時間まだ大丈夫だな…

嫌だな…

「Aさん、スーツにアイロンかけておいたよ。」

「A、スケジュール帳入れ忘れてたから入れといた。」

「Aさん!お弁当作っといたよ!」

『3人とも優しすぎじゃない…?もう大好き…。』

思わず泣きそうになる

「今泣いたらメイク崩れるよ。泣かない泣かない!」

『マスカラ取れたら困る…。まつ毛無くなる…。』

「Aさんそのままでも可愛いよ。」

『やだ、悠仁…こんなおばさんに可愛いだなんて…。』

「Aさんがおばさんだったら28歳の私と悟はどうなるんだろうね。」

『いや、だってイケメンじゃん…。イケメンじゃん。』

「A本当に語彙力ないね、ウケる。」

『しんどいって単語1つで生きていける。』

オタクは母親のお腹の中に語彙力置いて来てるから…

『それじゃ…行ってきます。』

ﾊﾞﾀﾝｯ

「悠仁、Aっていつもあんな感じ?」

「先週の月曜日も同じだったよ。
朝から行きたくないって。」

「Aさんの職業は何かわかる?」

「保険の営業って言ってた。」

「それはかなり大変だろうね…。
営業はノルマや実績が給与に反映するから…。」

「…そういやさ、Aって傘持って行ってた?」

「え?傘立てに傘あるから持って行ってないと思う。」

「さっき天気予報で夕方から土砂降りだってさ。」

「…悟、大事なことは早く言うべきだよ。」

・

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・

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・

『嘘だろオイ。』

さぁ仕事を終えた帰るぞ!

って思って会社出ようとしたら雨降ってるよ

台風でも来てんのかってぐらいの雨

えぇ…どうしよ…

誰かに会社の場所伝えて傘持ってきてもらうかな…

ちょうどその時電話がかかってきた

『悠仁、ちょうどよかった。』

ﾋﾟｯ

『もしもし、悠仁?ちょっと頼みたいことがあるんだけどいい?』

《残念ながら悠仁じゃなくて私だよ》

『傑?』

何故悠仁のスマホから…

あっ

悟と傑のスマホ買ってねぇじゃん!

休みの日に買おう

《もしかして傘の事かな?》

『そうそう!場所教えるから持ってきてくれる?』

「大丈夫、既に持ってきてるよ。」

『え?』

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