三話 ページ4
「え?」
『いや、なんでもない』
私は炭治郎の隣にいる禰豆子に近づく
炭治郎は少し警戒しているようだ
まぁ、無理もないだろう
優しく禰豆子の頭を撫でると気持ちよさそうに目を閉じた
…私の妹にそっくりだ
『炭治郎』
「は、はい」
『さっきも言ったが炭治郎の行っている行為は隊律違反だ。
そして鬼が人を襲わないと信じる人はいないだろう』
伊黒さんと不死川さんは絶対に信じないだろうな。
『だが、私は認める。
禰豆子は人を襲わない。』
私がそう言うと炭治郎は顔を明るくさせた
「ありがとうございます!」
『それと、敬語は使わなくていい。
さほど年齢も変わらないだろう』
そう言うと善逸が反応する
「え!?Aさんおいくつですか?」
『私は16だ』
「同い年!?」
「16だったんですか…?普通に20ぐらい
だと…。」
え、私そんな年上にみられてた?
もしかして老け顔???
「あ、落ち着きがあるってことで凄く大人っぽかったってことです!」
炭治郎の言葉を聞き少し安心する
『そういうことか…。』
まぁ、年上にみられても悪い気はしない
『とりあえず、年齢が変わらないなら
敬語はいい。気軽に接してくれ』
「あぁ、わかった!」
「こんな美人で同い年…?」
『さて、私はもう部屋に戻るとする。
もう静かにしてくれよ?』
「わかった!ほら、善逸寝るぞ」
「Aさんおやすみなさい!」
『あぁ、おやすみ』
そう言って襖を閉める
…さて、さっさと寝るとするか
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すー(プロフ) - 面白いです!続きが更新されるの待ってます。頑張ってください。 (2020年10月23日 18時) (レス) id: 91e5b79796 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - はじめまして最初から読んでいます。私は映画を公開初日に見に行きました。もう、一言で言い表せないぐらい感動して泣いちゃいました。これはもう2、3回見るべきです。小説のほうも楽しみに待っています。 (2020年10月21日 0時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rei | 作成日時:2020年5月31日 21時