十四話 ページ16
「鬼を連れた馬鹿隊員はそいつかいィ。
一体全体どういうつもりだァ?」
「不死川さん、勝手な事しないでください。」
しのぶさんの言葉を無視して不死川さんは言う
「鬼が何だって?坊主ゥ、鬼殺隊として人を守るために
戦えるゥ?そんなことはなァ…。」
そのまま刀を抜き
「ありえねぇんだよ馬鹿がァ!」
ﾄﾞｽｯ
箱に突き刺した
箱から血が滴るのを見て私は頭に血が上る
『不死川さん!なんて事をするんですか!』
「天音、何キレてんだァ?
この箱の中にいるのはお前も大っ嫌いな鬼だぞォ?」
『それは知ってます!だけど禰豆子は違います!
血が出てるじゃないですか!』
「ハッ!鬼の心配なんかする必要ねぇ!
どうせ傷なんてすぐに治っちまうからなァ!」
鬼の回復力は人間とは違い速い
だから傷はすぐに治ってしまうが
痛覚が無いわけではない
炭治郎は急に不死川さんに向かって走り出す
「俺の妹を傷つける奴は柱だろうが
何だろうが許さない!!」
不死川さんなら炭治郎を斬ることも躊躇しないだろう
これは拙いと思い日輪刀を抜こうとした時
「やめろ!!
もうすぐお館様がいらっしゃるぞ」
その言葉に反応し日輪刀にかけた手が止まる
不死川さんも一瞬身体が止まったが
向かってくる炭治郎に刀を振るが
それを避ける
そして
ｶﾞｯ
炭治郎は不死川さんに頭突きをかまし
2人とも倒れた
『うわぁ…。』
「ﾌﾞﾌｯ」
凄い音したよ、痛そう
思わずうわって言っちゃったもん
蜜璃さんは笑っちゃってるし
炭治郎は禰豆子の入っている箱を
自分の背に隠す
「善良な鬼と悪い鬼の区別もつかないなら
柱なんてやめてしまえ!!」
善良な鬼と悪い鬼……。
「てめェェ…。
ぶっ殺してやる!!」
これ以上ひと悶着起こすのはやめてくれ…
「お館様のお成りです」
お館様のご息女の声が響く
「よく来たね、私の可愛い
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すー(プロフ) - 面白いです！続きが更新されるの待ってます。頑張ってください。 (2020年10月23日 18時) (
レス) id: 91e5b79796 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - はじめまして最初から読んでいます。私は映画を公開初日に見に行きました。もう、一言で言い表せないぐらい感動して泣いちゃいました。これはもう2、3回見るべきです。小説のほうも楽しみに待っています。 (2020年10月21日 0時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2020年5月31日 21時
