裏の顔95 ページ10
貴女「…あいつ?」
万里「阿山明菜」
貴女「あっ…」
アイツなら動機がいくつもある
それに女優をやっているなら
スタジオ内にも怪しまずに入れる
Aと他の芸能人の関係性も
知っているだろうし
貴女「だとしても…証拠だってないし
こうやって記事が出回った以上…
イメージが払拭されることはないよ」
Aは暗い顔をした
〜♪
治崎「あ、ちょっとすみません」
電話が来たらしく、一旦部屋を出る
治崎さん
貴女「私、女優…辞めなきゃ
いけないのかな…?」
Aがポツリと呟く
天馬「何言ってんだよ!」
貴女「だって!清純派で売ってたのに何人も
男を誑かしているなんて記事でたらもう
どうにもできないじゃん!」
ガチャッ
治崎「…A、とりあえず事が
収まるまで外に出ないほうがいい」
貴女「え、ま…まって…。
仕事…スケジュールは…。」
Aが治崎さんにそう詰め寄ると
苦虫を潰したような顔をした
治崎「……ほとんど
キャンセルされた」
それを聞いてAは床に座り込んだ
貴女「……ハハッ」
Aの口から乾いた笑みが零れた
左京「摂津、お前も少しの間外に出るな」
万里「…ッス」
治崎「お前のことは俺から学校に
連絡しておく」
Aは立ち上がると談話室を出て行った
バタンッ
いづみ「Aちゃん…よっぽど
ショックだったんだね…。」
…Aがあんなに辛い思いしてんのに
俺は何にもしてやれないのかよ……。
万里「クソッ…。」
俺は自分の無力さに腹が立った
万里side終了
貴女side
あの後、部屋に戻りベッドに潜り込んだ
仕事が、無くなった
スマホを開き『美神A』と検索をかける
これは何かの悪い夢なんじゃないか
本当はこんなスキャンダルなんて
起きてなくて
いつも通りの日常を過ごせるんじゃないかって
出てくるのはスキャンダルの記事
私に失望する人達の声
学校にいた時の周りの目が
頭から離れない
教室に入ったときのみんなの
冷めた目が頭から離れない
こんな現実、受け入れたくない……。
貴女「夢なら…覚めてよ……。」
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夢花(仮垢) - うっ…この後が不安だ…。けど…もしうちが主人公ちゃんのファンだったら、絶対主人公ちゃんのこと信じる!!だから夢主頑張って…!!!!! (2018年7月3日 18時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 、さん» すみません、オリジナルフラグの所見逃してました。ご指摘ありがとうございます (2018年7月2日 12時) (レス) id: 79d7ebc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月2日 11時) (レス) id: 453b7c8c81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rei | 作成日時:2018年7月2日 11時