裏の顔98 ページ13
貴女「大丈夫です…。」
紬「昨日と違ってスッキリした顔してるね。
憔悴しきった顔してたから心配したよ」
貴女「すみません…。
でも、もう大丈夫です!」
そういってAは笑顔を見せた
その笑顔は作り笑いではなくちゃんとした笑顔だった
紬「そうだ、Aちゃんのために
これ買ってきたんだ」
紬さんがAに渡したのは花束だった
貴女「これ、杜若ですか?」
紬「うん、花言葉は『幸運は必ず来る』
って言うんだ。きっと大丈夫だよ」
貴女「紬さん…ありがとうございます!」
いづみ「よかったぁ…全然ご飯も食べてなかったし
部屋から出ないから…元気になって本当に
よかった!」
貴女「いづみさんも、心配かけてすみませんでした…。」
ポンッ
俺はAの頭に手を置く
貴女「万里?どうしたの?」
万里「お前にはみんながいるから
もっと頼れよ」
貴女「!…そうだね、ありがとう」
Aは満面の笑みを見せた
・
・
・
貴女「おいひぃ…。」
臣「今日はちゃんと食べれるようになったんだな」
Aは激しく首を縦に振る
万里「一気に口に含みすぎだろ」
貴女「ふぁってふぉいひいふぁら(だって美味しいから)」←
口に含んだままま喋るなよ!
ピンポーン
急にインターホンが鳴る
いづみ「誰だろう、こんな時間に…。
ちょっと出てくるね」
監督ちゃんが玄関の方に向かう
貴女「誰だろ…普通夕食の時間帯に来る?」
万里「さぁな」
ガチャッ
いづみ「Aちゃんに…お客さんなんだけど…。」
監督ちゃんの後ろから背の高い男性が談話室に入る
「こんな時間にすまないな」
貴女「…ッ」
誰だ?
龍一「私は美神龍一、Aの父だ」
Aの父親…。
龍一「派手にやらかしたな…。」
Aを一瞥し、ため息をつくとこちらに
近づいてくる
そして
ガシッ
貴女「痛っ…。」
Aの肩を掴むと
龍一「何で彼氏なんて作ったんだ!!
いつ作ったんだ!大きくなったら
パパと結婚するって言ったじゃないか!!」←
………は?
貴女「うっせぇ!いつの話してんだ
クソ親父!」
龍一「く、クソ親父!?
Aをそんな子に育てた覚えはありません!」←
貴女「うざいわ!いい加減肩離せや!
砕けるわ!」←
え……え?←
これがAの父親……?
入ってきた時の威圧感がまるでねぇぞ…。
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夢花(仮垢) - うっ…この後が不安だ…。けど…もしうちが主人公ちゃんのファンだったら、絶対主人公ちゃんのこと信じる!!だから夢主頑張って…!!!!! (2018年7月3日 18時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 、さん» すみません、オリジナルフラグの所見逃してました。ご指摘ありがとうございます (2018年7月2日 12時) (レス) id: 79d7ebc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月2日 11時) (レス) id: 453b7c8c81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rei | 作成日時:2018年7月2日 11時