4つの個性 ページ5
貴女「…私、無個性ですよ?
なんにも…できないんですよ?」
「知っている」
貴女「それなのに…私を、必要としてくれる…の?」
「あぁ、お前が必要だ」
嬉しさのあまり、暫く涙が止まらなかった
今まで生きてて誰にも必要とされなかった
やっと…私を必要としてくれる人がいた
それが、とても嬉しかった
私は迷わずその手をとった
そして私は今、死穢八斎會の1人として暮らしている
貴女side終了
治崎side
歩いているだけで見かける異形型個性
『個性』
今の世界は『個性』で優劣を
決めているといっても過言では無いだろう
個性を使いヒーローを目指す英雄症候群の病人共だらけだ
俺は壊理を使いこの世の理を壊す
ｸｽｸｽ
ふと、近くから耳障りな笑い声が聞こえた
辺りを見ると中学生ぐらいの女子2人が
1人の女子を指さし笑っていた
どうでもいいと思いそのまま歩き出したが
ある言葉が聞こえ俺は立ち止った
「見て、あの背中の張り紙」
「え〜、今時『無個性』の人なんているんだ」
『無個性』
個性の無い、人間
指をさされた少女の方を見ると
背中に紙が貼られており
そこに大きく
『私は無個性です』と書かれていた
俺は近くの路地裏に入りクロノを呼ぶ
治崎「クロノ」
クロノ「へい」
さっきの女子中学生を指さし
治崎「あいつを調べろ」
クロノ「あの背中に張り紙が
してある奴ですかい?
なんでまた」
治崎「あいつは、貴重な
健常者かもしれない」
・
・
数日後、情報をまとめた
名前：癒涙 A
折寺中学3年生
両親が名のあるヒーロー、個性婚
そして、無個性
…親から軽く虐待を受けている
主な情報はこれぐらいだ
あの日からどうやって接触するか
ずっと考えている
そして、見かける度に『ある感情』
が芽生え始めている
『アイツを俺のそばに置きたい』
『俺のものにしたい』
俺は、あんな年下の奴に惚れてしまったらしい
クロノに相談したら笑われた(そして分解した)←
一応、Aの鞄に盗聴器をつけることに成功はした
たまに聞こえるAの悲鳴
時間帯的に家にいることを考えると
親から暴力を振るわれている可能性が高い
がやがやとした場所から聞こえるAを
馬鹿にする言葉
これは中学だろう
聞いてるだけで嫌気がさす
これだから病人は
そして今も聞いている
ただ、今回はいつもと違い
誰かと軽く言い争いをしているようだ
急にAが笑い出し、こう言った
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クリパ好き - 神…() (2022年10月13日 16時) (
レス) @page50 id: 5ac86cef99 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこばなな - ハイキュー影山のバカップルの話から来ました(*ノ▽ノ)私もヒロアカ、暗殺教室、ハイキュー、黒バス、文スト大好き好きです(。-∀-)これからも頑張ってください (2020年3月9日 10時) (レス) id: c696327d14 (このIDを非表示/違反報告)
まう(プロフ) - ルイさん» ('A`)人('A`)ﾅｶｰﾏ (2019年6月23日 16時) (レス) id: 36ed8bcda8 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - ヒロアカ好きさん» いやいや、同意見すぎてそれなです((( (2019年6月22日 16時) (レス) id: 1036fcd1e5 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロアカ好き(プロフ) - 大体の夢小説は八斎會バイバイENDな感じで悲しかったんですけど今回の夢小説はみんな一緒？ENDで嬉し涙が出てきました....こんな素敵な小説ありがとうございます!!!!!!これからも頑張ってくださいです!!!!!! (2019年1月26日 4時) (レス) id: 36ed8bcda8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2018年5月22日 15時
