15の個性 ページ17
貴女「何そいつ、最低じゃん!自分の彼氏裏切って
借金背負わせるとかありえない!借りた金ぐらい
自分で返せよバーカ!」
窃野「なんでAがそんなに怒るんだよ」
貴女「人の事裏切ったり騙す人が大っ嫌いだから!
…まぁ、そんな理由からここにいるんだね」
窃野「あぁ、使い捨ての駒でいいから
若頭に尽くそうって決めた。ゴミの俺を
拾ってくれたんだからな」
貴女「……。」
Aは何故かムスっとした顔をしている
窃野「どうした?」
貴女「窃野さんはゴミじゃないよ。
自分の事ゴミって言わないで」
窃野「は?」
思ったことを言っただけだった
俺は生きる価値が見いだせなくなったゴミだ
貴女「私も、昔は自分を『存在価値がない』
『役立たず』って貶してたけど、廻さんが
私を必要って言ってくれたからそう思うのは
やめるようにしたの」
いつもは明るいのに、顔に影を落として
少し悲しそうに言った
窃野「…そう思ってたのは『無個性』
だからか?」
貴女「うん」
個性が無いだけで……
貴女「廻さんが窃野さんを拾ったのだって
必要だと思ったからだよ。それに、さっき私が
困ってたら助けてくれたでしょ?
だから、窃野さんはゴミなんかじゃないよ」
そう言って俺に笑顔を向けるA
急に目頭が熱くなり視界がぼやける
貴女「え!?ちょ、大丈夫!?
急にどうしたの!?」
Aに言われ自分が泣いているのに気付いた
窃野「いや、なんか嬉しくて…。」
自分なんてゴミと同じだと思っていた
でも、Aは俺のことをゴミじゃないって
言ってくれたそれが、とても嬉しかった
窃野「A、ありがとう」
直にそう伝えると
貴女「どういたしまして」
頬をかき少し照れ臭そうに言った
「何してるんだ?」
「いい匂いする」
貴女「多部さん、宝生さん」
窃野「Aのクッキー作り手伝ってんだよ」
その言葉と共にオーブンが鳴った
貴女「ちょうど出来たみたい」
オーブンを開けクッキーを取り出す
貴女「味見しよっか」
1つずつ手に取り口にする
甘すぎずちょうどいい甘さが口の中に広がる
多部「うまい」
宝生「いいんじゃないか?」
貴女「よかった〜」
Aは手早く小さな袋に数個ずついれていく
貴女「これは窃野さん達の分ね!
とりあえず、他の人にも渡してくる!」
そういってキッチンを出ていくA
窃野「なぁ」
宝生「どうした」
窃野「これ、誰が片付けるんだ?」←
多&宝「」←
そのあと3人で片付けした←
窃野side終了
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クリパ好き - 神…() (2022年10月13日 16時) (
レス) @page50 id: 5ac86cef99 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこばなな - ハイキュー影山のバカップルの話から来ました(*ノ▽ノ)私もヒロアカ、暗殺教室、ハイキュー、黒バス、文スト大好き好きです(。-∀-)これからも頑張ってください (2020年3月9日 10時) (レス) id: c696327d14 (このIDを非表示/違反報告)
まう(プロフ) - ルイさん» ('A`)人('A`)ﾅｶｰﾏ (2019年6月23日 16時) (レス) id: 36ed8bcda8 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - ヒロアカ好きさん» いやいや、同意見すぎてそれなです((( (2019年6月22日 16時) (レス) id: 1036fcd1e5 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロアカ好き(プロフ) - 大体の夢小説は八斎會バイバイENDな感じで悲しかったんですけど今回の夢小説はみんな一緒？ENDで嬉し涙が出てきました....こんな素敵な小説ありがとうございます!!!!!!これからも頑張ってくださいです!!!!!! (2019年1月26日 4時) (レス) id: 36ed8bcda8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2018年5月22日 15時
