38の個性 ページ40
貴女side
黒い靄に包まれ
気づくと私は道路の上に立っていた
しかし、目の前には大きなトラックが横転している
貴女「なんで…こんなところに…。」
「貴女が会いたいと望んだからですよ」
さっきも聞こえた声が後ろから聞こえ振り向く
貴女「お前は敵連合の…黒霧…。」
個性はたしかワープゲート
黒霧「ほら、あそこにいますよ。
貴女のお目当ての人が」
指をさす先には拘束されている廻さん
貴女「廻さん…!」
私は小走りで廻さんの元に向かう
その時、信じられない光景が目に映る
ﾊﾞﾂﾝｯ
貴女「…え」
今、何が起こったの
義手を付けた男が、廻さんの左腕を
球体に閉じ込め…た?
廻さんの、腕が…
足が震え少しずつ近づく
近づくうちに死柄木の声が聞こえる
死柄木「あのなオーバーホール、”個性”消してやるって人間ががさぁ、
”個性”に頼ってちゃいけねぇよな」
そう言って廻さんの右腕を"五指"で触れる
その瞬間、廻さんの右腕がボロボロと崩れ
廻さんの顔が痛みに歪む
死柄木「切り離さないと塵になっちまう」
そしてナイフを使い右腕を切り落とす
死柄木「これでお前は無力非力の"無個性"マン」
私の位置から見える廻さんは
貴女「腕が……。」
これは何?
幻覚だよね…
廻さんの腕が無いなんて…
死柄木「おまえが費やしてきた努力はさぁ、俺のもんになっちゃったよ!!」
勝ち誇った笑みを浮かべながら廻さんに対して言う死柄木
死柄木「これからは咥える指もなく、ただただ眺めて生きていけ!!
頑張ろうな!!」
私は無意識のうちに近くに落ちていた瓦礫を手に取り
死柄木に向けて投げていた
ｶﾞﾂﾝｯ
瓦礫が頭に当たりこっちを振り向く
死柄木「って…。あぁ、黒霧連れてきたのか。
まぁ、こいつの無様な姿を見せるために俺が
頼んだんだけどな」
心底楽しそうにニヤけた顔でこっちを見てくる
治崎「A……。」
貴女「許さない……。」
私は死柄木に殴りかかる
貴女「お前は絶対許さねぇ!廻さんの腕を返せよ!
ぶっ殺してやる!」
その瞬間
ｶﾞｼｯ
貴女「うッ…!」
死柄木の腕が私の首に伸び絞められる
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クリパ好き - 神…() (2022年10月13日 16時) (
レス) @page50 id: 5ac86cef99 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこばなな - ハイキュー影山のバカップルの話から来ました(*ノ▽ノ)私もヒロアカ、暗殺教室、ハイキュー、黒バス、文スト大好き好きです(。-∀-)これからも頑張ってください (2020年3月9日 10時) (レス) id: c696327d14 (このIDを非表示/違反報告)
まう(プロフ) - ルイさん» ('A`)人('A`)ﾅｶｰﾏ (2019年6月23日 16時) (レス) id: 36ed8bcda8 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - ヒロアカ好きさん» いやいや、同意見すぎてそれなです((( (2019年6月22日 16時) (レス) id: 1036fcd1e5 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロアカ好き(プロフ) - 大体の夢小説は八斎會バイバイENDな感じで悲しかったんですけど今回の夢小説はみんな一緒？ENDで嬉し涙が出てきました....こんな素敵な小説ありがとうございます!!!!!!これからも頑張ってくださいです!!!!!! (2019年1月26日 4時) (レス) id: 36ed8bcda8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2018年5月22日 15時
