裏の顔34 ページ40
万里「…ここか?」
貴女「そうそう、ここ。
品揃えいいんだよね」
Aが行きたいと言い出したのは
近くのショッピングモールの化粧品売り場
貴女「新しいリップ欲しかったんだよな」
そう言いながらいろいろ見ていく
男の俺にはよくわからねぇ…
貴女「なぁ、どっちがいいと思う?」
一つはオレンジ寄りの色でもう一つは
ピンク系の色だった
万里「んー…。」
どっちでもAには似合うと思う
俺的にはピンクが似合うと思うけどな
万里「そっち」
ピンクの方を指さす
貴女「おけ、オレンジにするわ」←
万里「なんで聞いたんだよ!」
貴女「一応。それに多分ピンク
は似合わないし」
今Aが付けているのはどちらかと言えば
手に持っているオレンジ寄りの色だ
そのままレジに行くA
・
貴女「お待たせー」
万里「……。」
貴女「え、なんでそんな不満そうな
顔してんだよ」
万里「ちょっと待ってろ」
少し躊躇したがさっきの店にはいり
Aが選ばなかったほうの色のリップを買った
貴女「何買ったの」
万里「さっきお前が選ばなかったほう」
貴女「は?なんで」
俺は袋から取り出しAにつけようとする
貴女「ちょ!自分で塗れるから!」
万里「うるせぇ、じっとしてろ」
そう言うと大人しくなるA
スマホで塗り方を見ながら塗る
こんな感じだろ
万里「塗り終わったぞ」
Aはバッグの中から鏡を取り出す
貴女「あ…意外といいかも…。」
万里「だからいったろ」
貴女「…ありがと」
軽く笑いながら言うA
万里「…おう」
貴女「あ、照れた?」
万里「照れてねぇ」
貴女「嘘だー!」
万里「あーうるせぇ!帰るぞ!」
少し早歩きで出口に向かう
貴女「ちょ!置いてくなし!」
・
・
・
・
貴女「〜♪」
至「やけにご機嫌じゃん。
なんかいいことあった?」
貴女「まぁ、少しありました」
Aは何日間かやけに機嫌がよかった
万里side終了
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白露 。(プロフ) - いつも楽しく読まして頂いてます!テストに更新、色々大変と思いますが頑張ってください!応援しています! (2018年1月16日 12時) (レス) id: abe6bb4284 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rei | 作成日時:2017年12月21日 17時