【A3!】清純派女優の裏の顔【摂津万里】 (ページ36)

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裏の顔30 ページ36

丞「連れて来たぞ」

万里「ブハッｗｗｗｗｗ
Aお前ｗｗｗｗｗｗ」

紬「丞…もうちょっと普通に
連れてくることできなかったの…?」

丞さんはAを小脇に抱えて部屋に入ってきた

Aは顔を両手で押さえている

丞「しょうがないだろ…暴れるから
やむなくこうするしかなかったんだ」

そう言ってAを下ろす

その瞬間、談話室を出て行こうとするA

俺は咄嗟にAの腕を掴む

貴女「離してぇぇ!」

万里「いや、離したら逃げるだろ。
それに今からデートするだろ…
つか、なんで顔隠してんだよ」

貴女「顔と服装が合わなすぎるから」

幸「は?俺が選んだんだから
合わないわけないでしょ。
馬鹿なの?」

相変わらずの馬鹿力のせいで
なかなか顔を覆う手をどかせない

万理「丞さん、もっかい手伝って
もらってもいいッスか?」

丞さんはため息をつき

ｸﾞｲｯ

Aの腕を動かし
やっと顔を覆う手を退かせた

貴女「丞さん、離してください」

丞「離したらまた顔覆うだろ」

Aの服装は全体的に白を
基調にされている

まさに『清純』って感じだな

万里「ん?メイクしてんの?」

貴女「あ、幸君がやってくれた」

万里「へー、可愛いじゃん」

貴女「はっ…?」

実際余裕ぶってるけど

内心全く余裕なんてない

可愛すぎ

他の男には見せたくない
ぐらい可愛い

万里「んじゃ、行くか」

そう言ってAの手を引く

・

貴女「ここって…」

万里「まずはゲーセンだろ」

中に入るとAは物珍しそうに
キョロキョロしている

貴女「ゲーセンとか数年ぶりに来た」

万里「は!?お前マジで言ってんのか?」

貴女「仕事で忙しいし
一緒に行ける友達もいなかったから」

万里「ふーん」

たしかにAは男女共に人気がある
けど、特定の人物と仲がいいってのは
見たことない

貴女「だから、こうやって
遊びにいける友達は
万里が初めてだ」

Aは普段見せないような
笑顔でそう言った

万里side終了