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裏の顔7 ページ13

ゲームを始めて30分ぐらい経つ

横目でAちゃんを見る

笑顔は消えて真顔になって真剣に画面を見つめる

真剣にやってるなぁ…

画面に目を戻すとAちゃんが操作する
キャラが攻撃を受けた

どんな反応をするか楽しみにしていると

「チッ…。」

舌打ちが聞こえた

…?

俺の右隣は万里、左隣がAちゃん

舌打ちが聞こえたのは左から

チラッとAちゃんを見ると

顔を顰め、眉間に皺をよせていた

…え

貴女「クソ雑魚が…んなちっぽけな
攻撃じゃ死なねーわクズが!」

万里「ちゃんと回復しとけよ」

貴女「わかっとるわ!」

俺の隣で暴言吐いてる人誰…?

Aちゃん?が敵を倒す

貴女「ハッ!雑魚め!」

万里「やるじゃん」

貴女「たりめーだろ、ウチを
誰だと思ってんだ。」

いや、万里はなんで普通に接してるの

貴女「至さん手ェ止まってんぞ!」

至「あ、ごめん…
いや待って」

ゲームを一時中断する

貴女「なんだよ…。」

至「いや、誰」

貴女「天下の大物女優の
美神Aですけど何か」←

いや、そうだけどさ…
自分で言う?

万里「お前さ、もしかして気づいてない?」

貴女「あ?」

万里「素、出てるぞ」

そう言うとAちゃんは一瞬で顔を蒼くし
胡坐をかいた状態から一瞬で正座し

貴女「至さん、ゲームの続きやらないんですか?」

と、いつもの笑顔で言った

至「いや、流石に今のを見なかったことには
できるわけないから」

「畜生!ダメだったか!」と床に向かって叫ぶAちゃん

どういうことだってばよ……←

至「万里…説明はよ」

万里「へいへい…。実は…」



今日みんなの前で見せた姿やテレビでの姿は
表でゲームやってた時が裏…所謂『素』ってことか

貴女「人前だと気ぃ抜けねぇわ…。」

至「だったら家から通えばよかったんじゃない」

貴女「無理無理!家とかもっと気張ってねぇと無理!
つか、住み込みOKだから承諾したもんだし!」

至「マジか」

貴女「とりあえず…。」

Aちゃんがカタカタ震えながら

貴女「何卒…今回の事はご内密に…。」

と頭を下げて言ってきた

まぁ、言うつもりないし

俺的には素のほうが好みだし

至「じゃあ、週2で深夜クエスト付き合って」

貴女「マジか!そんなでいいの!?」

至「もち素で」

貴女「りょ」

さて、あと何人にばれるかな←

至side終了

裏の顔8→←番外編:大晦日2



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白露 。(プロフ) - いつも楽しく読まして頂いてます!テストに更新、色々大変と思いますが頑張ってください!応援しています! (2018年1月16日 12時) (レス) id: abe6bb4284 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rei | 作成日時:2017年12月21日 17時

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