【A3!】天使≒幼馴染【摂津万里】 (ページ4)

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羽根3枚目ページ4

引き続き万里side

声をかけられふと顔をあげると

万里「紬さん…」

紬「なんか、難しそうな顔してたけど
何かあったの?」

…こんな話、信じてもらえるわけない

万里「紬さんは、天使って存在すると思いますか?」

紬「え、天使?」

「天使かぁ…」考える仕草を見せる紬さん

紬「どうだろうね…。でも、
もしかしたらいるのかもね。」

万里「……。」

やっぱり、あれは天使…?

だけどあの見た目は……

紬「…万里君、俺でよければ話聞くよ」

…俺は、紬さんにさっきの出来事を話すことにした

天使を見たこと

その天使が幼馴染に似ていたこと

紬「そんなことがあったんだね…。
ちなみに、見た目はどんな感じ?」

万里「長い金髪に碧眼ッスね」

紬「なんかまさに天使って感じの見た目だね」

たしかに、俺も天使って聞いたら
金髪に碧眼のイメージがある

紬「幼馴染に似てる天使かぁ…。
その幼馴染の子は今何してるかわかる?」

万里「3年前、事故に遭って…」

紬「!…そうだったんだ、ごめんね」

万里「いえ…。」

2人の間を沈黙が流れる

紬「万里君はさ、その天使が幼馴染だと思う?」

万里「え…」

あの天使が、A?

紬「これは、俺の考えでしかないけど…亡くなった後
その魂が天使になったっていうのかな…？
そういうことがありえるとするんじゃないかなって…」

もし、それが本当なら…

紬「ば、万里君!?どうしたの!?」

万里「え…?」

机に水滴が落ちる

それは、俺の目から溢れた涙だった

紬「…幼馴染の子と、なにかあったの？」

万里「俺ッ…。アイツと…Aと喧嘩したまま…
謝れないまま…。」

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短くてすみません

次から過去編入ります！