【A3!】天使≒幼馴染【摂津万里】 (ページ19)

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羽根18枚目ページ19

フェイside

最近、Aの元気がない

原因はわかっている

Aは、人間に恋をしてしまった

フェイ「…言っただろ、人間に恋しても
お前が悲しむだけだって」

貴女「わかってるよ…。でも、
万里君は何かが違う」

違う?何が違うんだよ

貴女「万里君に会ってから、おかしい。
夢を見るようになったの…。その夢には
絶対万里君が出てくるし…万里君から幼馴染の
話を聞いたとき、何故か懐かしく感じたの」

Aは涙を流しながら話す

フェイ「でも、人間に恋をするのは(貴女「わかってるよ!」

貴女「わかってるけど…!この気持ちを忘れなきゃいけない
殺さなきゃいけないのに…忘れられない、忘れちゃだめって
頭の中で声が聞こえるの…。もう、わからないよ…!」

……俺は、Aが『天使』からか
『人間』だったのかを知っている

フェイ「A、痛みに耐えられるか?」

貴女「え…?」

フェイ「ある場所に行ってあることをすると
激しい痛みに耐えなければいけない。多分、今まで
味わったことが無いぐらいの痛みだ。
けど、それと引き換えに『大切なこと』を
思い出せる。」

貴女「思い…出せる?」

Aはよくわからないという目で見てくる

フェイ「多分、その万里ってやつも関係してくる」

貴女「ほ、本当に!?」

フェイ「…でも、その痛みに耐える覚悟はあるか?」

貴女「…もし、万里君に関することがわかるなら
痛みにも耐えて見せる」

Aは覚悟を決めた表情をしていた

フェイ「ついて来い」