切るぜ！食材仕込！ ページ15
目前には数えきれないほどのニンジン。
我が手にはおばちゃんより与えられし神器……。
手と神器とニンジンを聖水で清める。
さあ準備は整った。
福中A、参る！！
「きんぴらに入れるから、細めに切ってちょうだいね」
「あ、はい」
冗談はさておき、結構えげつない量やな。
学園なのだから当然っちゃ当然やけど、おばちゃんはこれを１人でこなしてしたんか……。
おばちゃんってもしかして千手観音かなんかやったりするんかな？？
「〽はーるのーうらーらーのー、すーいーだーがーわー」
あれ、すめだがわ、やっけ？
すし……すね……………？
まあええか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
かくてニンジンとの激闘は私の完全勝利で幕を閉じたのであった……！
はいそこ、まだその設定ひきずっとるん？とか言わんの！！
「おばちゃん、Aランチで！」
「私はBかな」
おっ！生徒さんたちが来たみたいやな。
居候さしてもらうんやし、挨拶でもしとこ！
てかAとかBの概念あるんやな……室町時代ェ………。
「こんにちは！あ、初めましてやな。私、居候兼手伝いの福中Aっていうんさ、よろしく！」
調理場から顔を出して言う。
まだ小さいし、１年生か２年生くらいかな？
背伸びして注文する姿が微笑ましいわ〜。
「……………………！！」
すると何故か。何故かその２人は顔を真っ青にして逃げていった。
しかも、ちゃっかりランチは受け取って。
「…………私、なんかしたかな？」
もしかしてうんこみたいな表情しとったんかな？
それとも人見知りなんかなぁ、あの子ら。
ま、馴染むまで時間はかかるやろしな、気長にいこ。
「Aちゃん、ご苦労様。ひとまず部屋に戻っていいわよ。また仕事があればシナ先生が呼びに行くと思うから」
「はーい」
うむむ、またやることが無くなった！
部屋でブリッジでもしとこっかな。
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まんじゅうDX - うぉぉああ！！ギャグセンスたかいやっちゃぁぁぁぁあ！！あんがとーございます！！更新応援してます！！ (2022年8月12日 0時) (
レス) @page4 id: b43443e8a9 (このIDを非表示/違反報告)
サーモニウム - 夢少女リノさん、コメントありがとうございます！そう言っていただけると、とても嬉しいです！頑張りますね (2017年12月20日 16時) (レス) id: aaf59d6c16 (このIDを非表示/違反報告)
夢少女リノ - 頑張ってくださいね！気長に待ちます！ (2017年12月20日 6時) (レス) id: 6dd2466465 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サーモニウム | 作成日時：2017年12月20日 0時
