§４１０§ ページ13
ダメだっ、吹雪に会いたい…。
エドにも会いたい…。
フィディオに…フィディオに会いたい…。
一番会いたい…。
僕は、そう思った瞬間、電話でフィディオをイタリアエリアとジャパンエリアの境目に呼び出した。
フィディオ)うん、分かった。
待ってるからおいで。
貴)…うん。
僕はバレない様に、着替えて窓からこっそり出て行った。
携帯だけは持ったけど、電源は完全にオフ。
ジャパンエリアとイタリアエリアの境目で、フィディオと落ち合った。
フィディオ)Aっ！
大丈夫？
貴)((グスンッ 僕…、どうしたらいいのか、分からなくなっちゃった…。((泣
フィディオ)え、どうしたのっ？
何があったのか、俺に話して。
フィディオは、そう言いながら、ギュウッと抱きしめてくれた。
凄い、安心感…。
貴)…っ！((泣
フィディオ)あらら…。
何も言えない程、辛いのか…。
参っちゃうなぁ…。
とりあえず、僕らの宿舎行こうか。
でも、この状態じゃ歩けない…。
貴)何なの…、皆記憶消されて怒るって何？
教えてよ、フィディオ！
何で、皆記憶消されて怒ってるの？
何で…何で、僕は裏切られてばっかなの？
どうして…信用できる人がこんなにも少ないの…？
僕…今まで何か悪い事した？
お願いだよ、教えてよ！
フィディオは、驚きとも困ったともつかぬ顔で、頬を少し掻いた。
フィディオ)一旦落ち着いて。
ちょっと、そこのベンチで座ってて…。
フワッ
フィディオが着ていた洋服(パーカー)を、かけられた。
フードをかぶせてくれたフィディオが言う。
フィディオ)洋服は着替えてきたみたいだけど、見つかったらまずいでしょ？
ちょっと待っててね…。
フィディオは、そう言って僕をベンチに座らせると、何処かに行った。
しばらくして戻って来ると、僕に温かい飲み物をくれた。
フィディオ)あれだけ泣いたら喉乾いたでしょ。
暖かいから落ち着くよ。
貴)((ふー…ふー… あちっ…。((ゴクッ
あちちっ…。
う〜、なんだ？
この熱いのは…。
貴)((ハッ (ヒロトの奴！
くっそ、完全な猫舌だっ！)((ゴクッ
あっつ…。
フィディオ)大丈夫？
A、そんなに猫舌だった？
貴)ヒロトの所為だ…。
ヒロトがあんなもの飲ませたからぁっ！←食べさせたのは翔。
フィディオ)…何が分からなくなったの？
貴)あぁ、そうだったな。
この飲み物よりフィディオが…、暖かいな…。
＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊
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紫音(プロフ) - ヴィクトリカさん» 決めてないよっ♪まー、全員分書くんだろうなっ♪^^ (2015年5月2日 23時) (
レス) id: a0ba0c3782 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィクトリカ - 面白いです!!落ちはやっぱり(何度も？)深ぁいキスしたフィディオ君ですか？ (2015年5月2日 18時) (レス) id: c4ddc82e5b (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - ☆桜☆さん» 主人公ぅぅぅぅっ！は助かりました。鬼道君のおかげでね。 (2014年8月18日 17時) (レス) id: eabdaff605 (このIDを非表示/違反報告)
☆桜☆(プロフ) - いうえぇぇぇえ！？←主人公ぅぅぅう！？ (2014年8月14日 22時) (レス) id: f0df72f916 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 風侑さん» 陰ながらだなんて、そんな…。ありがとうございます！更新楽しみにしていただいて、僕はとても嬉しいです。更新させていただきますね♪ (2014年8月10日 15時) (レス) id: eabdaff605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫音
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shionn/
作成日時：2014年8月2日 22時
