§２０６§ ページ9
リュウジ)信じる？
何をだ？
貴)仲間を。
リュウジ)信じてるさ。
貴)皆？
メガネは除外としても？
リュウジ)信じてるよ。
貴)口だけじゃダメだ。
ちゃんと信じてるなら、味方の考えを信じてあげなくちゃ。
リュウジ)信じてるってば。
貴)((プイッ 守にぃ〜！
リュウジ)疑り深い奴だな。
ヒロト)俺達が、信用できない様な仲間……。
そいつを信じろって事か？
リュウジ)信じてない奴なんて居ないぞ、俺は。
ヒロト)いるから、Aが何度も聞いたんだ。
リュウジ)…。
鬼道)…。
不動)やれやれ、厄介な連中が来たぜ。
不動がリフティングをしながら言う。
鬼道)不動！
不動)まぁ、こっちにも日本が誇る天才ゲームメーカー様が要るから、大丈夫だろうがな。
鬼道)良いか、不動。
これは皆の力を合わせないと決して勝てない試合だぞ。
不動)ヘッ、良いじゃねーか。
どうせ今日も俺は出番なしだよw
貴)不動〜！
ちゃんとアップしてよ！
いきなりリフティングしたって、監督がチクッて来た！
不動)あ、あぁ;;;;
貴)いきなり動かしたら、攣るんだから止めてよ。
痛いとこない？
大丈夫？
不動)だ、大丈夫だよ。
せいぜい頑張ってくれよ、鬼道君？
貴)ちょ、不動！
まだチェックは途中…。
壁山)なんなんスかあいつ、あったま来るっス。
綱海)ほっとけ、ほっとけ。
言わせときゃあ、良いんだよ。
Aもあんな奴に気ぃばっか使って大変だよなぁ…。
貴)〜〜〜〜〜…。
不動)〜〜〜〜〜〜〜…。
鬼道)…。
(何故、Aは普通に不動と接しているんだ？)
貴)ほら、不動があんな事言うから、皆が信用しなくなっちゃうんだよ…。
不動)良いんだよ。
俺は、悪い奴だからな。
貴)芯は良い奴じゃん。
僕は知ってるもん、不動の努力も、優しさも全部…。
不動)分かってんのは、Aだけさ。
あいつらは俺を信用しちゃいねえ。
貴)大丈夫、今日は出番あるはずだから。
不動)…。
女神様も皆に声かけるなんて、楽じゃねえよな。
貴)サッカー出来ない分、皆に貢献したいのさ。
勿論、不動の事は皆の分まで僕が信用してる！
＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊
次へどうぞ→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「イナズマイレブン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫音
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shionn/
作成日時：2014年4月20日 21時
