§２２０§ ページ23
チャンスウ)気に入りましたよ、イナズマジャパン。
龍の餌食にふさわしい相手です。
鬼道)お褒めに預かりどうも。
チャンスウ)龍は今牙をむいて飛び立つ…。
私達の戦術は完璧なのです！
貴)はいはい、知ってますよ、そんな事…。
ジョンが、ボールを投げる。
実況)ジョンス、後半でボールを日本サイドに叩きこんだーっ！
風介の隣に居た選手がヘディングしたかと思うと、上がったボールを
虎丸)頂きっ！
と、虎丸が上手くカットして上がっていく。
実況)虎丸速い！
イナズマジャパン、再び相手陣内へ！
相手選手が、スライディングタックルをかますが、虎丸は数秒速く、風丸にパスを出した。
虎丸)風丸さん！
風丸)よし！
風丸が上がって行くが、ウミャンに必殺技をだ冴えた。
ウミャン)地走り火炎！
風丸が倒れる。
実況)おっとぉ、此処からファイアードラゴンのボール！
一進一退の攻防だーっ！
そして、ボールがウンヨンに回った時にリュウジが突っ込んで行った。
リュウジ)うぉおお〜！
リュウジはスライディングでボールを奪うと虎丸にパスした。
リュウジ)虎丸！
虎丸)豪炎寺さん！
今そこ俺達の必殺技を使う時ですよ！
豪炎寺)よし…。
虎丸がパスを受けて言った。
虎丸)豪炎寺さん！
豪炎寺)ああ！
…！
その時、豪炎寺の目に映ったのは、妹の夕香ちゃんと福さん…では無くそのはるか上の方で立って見ていたお父さんであった。
虎丸がシュートを打つ。
虎丸)タイガー…。
豪炎寺の眼は揺れていた。
そして、反応が一瞬遅れる。
豪炎寺)…ストーム！
貴)豪炎寺…。
僕は豪炎寺が目を向けた方向へと目をやる。
豪炎寺のお父さんが僕の眼に映った。
なるほど…。
貴)…。
久遠)…。
何を考えている、A。
貴)馬鹿な事ですよ、監督。
僕は久遠監督に向かって言った。
貴)このままじゃ、また点を取れない。
吹雪はまだ出れないし、津波も元気だけど負傷したまま…。
それに守にぃはまだ気付かない…。
…僕を出してくれませんか？
久遠)なんだと？
貴)もう1度言います。
僕を、出して下さい。
キッと久遠監督に目を向けて言う。
久遠)(光が宿っている…。
この状況を心機一転出来ると言うのか…。
まだ前半だぞ…。)
後半まで待て。
貴)…良いですよ、別に。
案外すんなりと受け入れたAに対し、久遠監督は張り合いがないと感じていた。
久遠)つまらん。
＊−＊−＊−＊
次へどうぞ→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「イナズマイレブン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫音
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shionn/
作成日時：2014年4月20日 21時
