円堂守と従兄妹の少女は、皆に期待を寄せ始めている様です。 【イナイレ】

§１６４§ ページ17

貴)何かあったの？


守)今日、変だぞ？


冬花)え…。
(守君て、いつもこうしてるんじゃ…。)((フッ
！


窓の外には、リカや顔なじみのメンバーが…。


/店の外/


リカ)あ、アカン！
ほな、帰ろうか！


塔子)バレたな…。


冬花)(ひょっとして…。)


貴＆守)冬花？/冬っぺ？


冬花)(私…リカさんにからかわれて…。)/////
ま、守君A君、ごめんなさい。
私、この街の事あまり知らなくて、色々回ってみたくて…。
(こんな事で、ごまかせる訳ない…。)


貴)なんだ。


守)そうか、そう言う事だったのか。


貴)そんなんなら、言ってくれればよかったのに。
ね、守？


守)あぁ。
それなら俺とAが知ってるイナズマ町の一番良い所を紹介してやるよ。((ニコッ


貴)あ、僕分かった♪((ニコッ
…で、この洋服は守が持つんだよ？
僕が買ったわけじゃないんだからね！


守)はいはい。


冬花)うん。((クスッ


そこで、たどり着いたのは鉄塔だった。


貴)此処来るの久々〜！


毎日マラソンで通ってるけど、とどまるのは久々だもんね♪


冬花)わぁ…！


守)此処からだと、イナズマ町が全部見えるんだぜ？


貴)ねぇねぇ、せっかくだし写真撮らない？
冬花真ん中でさ。


冬花)私が？


貴)うん、セルフタイマー付きなんだ♪


僕はカメラを柱の上に置いた。


貴)守、冬香の方にもっと寄って。
あ、そこそこ。
あと5秒だからね♪


守)分かった。


冬花)OK♪


貴)((ピッ


タタタ…


貴)((クスッ…ニコッ


カシャ


守)どんなの撮れたんだ？


冬花)綺麗に写ってるかな…？


貴)現像してからのお楽しみ。
小さくして、持ち運べるサイズにしとくから、いつでも見れるでしょ？


2人)((キラキラ


守)お前は天才か？！


冬花)A君凄い！


貴)いや…普通にコピー機でやるし…。


冬花)え？
あれいまいち使い方が分からないの！


守)すげーぜ！


貴)絶対守は機械に弱いだけだw


守)((テヘッ
ま、この鉄塔広場が俺がいつも特訓している所だ。
あ、Aも使うぞ。
な？


貴)あぁ、良く練習とかかな。
守との思い出の木だ〜！
まだ、タイヤがある！


冬花)特訓？


守)あぁ、迷った時や悩んだ時はいつも此処に来る。
あいつを受け止めると、気持ちがすっきりして、サッカーと向き合えてる気がするんだ！
何となくAも此処に来る事が多いんだ。


冬花)ありがとう。
そんな大事な場所に連れて来てくれて。


3人は夕日を見た。


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