円堂守と従兄妹の少女は、皆の事を大切に思っているようです。【イナイレ】 (ページ25)

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貴)えっへへ～w

僕は凄くご機嫌で、ニコニコしていた。

今度はマークの膝の上で、丸くなっている。

いやぁ、落ち着くね…。

土門)そういや、こいつのご飯どうする？

ディラン)キャットフードが妥当だけど…。
食べるかな？

僕の目の前に置かれた、お魚の形のクッキーの様なもの。

これ食べれるの？

確かにキャットフードは、人間でも食べれるって聞くけどさ。

僕は恐る恐るキャットフードに近付き、食べてみた。

貴)結構美味しい…。
猫の体だからか。

モグモグ…

ディラン)美味しそうに食べるね。

一之瀬)お腹空いてたんだね。

貴)朝から何も食べて無かったんだよォ…。((モグモグ

猫の体だと、こんなに美味しいんだよね。

人間に戻ったら、食べたくないだろうなぁ…。

そんな事を思いながら、食事を済ませると、マークにクスッと笑われた。

マーク)口の周り汚れてるよ。

拭いてくれるのは良いけど、マークの顔近っ？！

マークぅ…。

めっちゃ恥ずかしいんだけど…。

《翼)A！》

貴)((ピクンッ …にゃおw

なんか翼の声が聞こえたけど、聞こえなかった事にした。

《翼)Σちょっ、無視しないでよ！》

バレた。

貴)な～に～？
僕今動きたくないんだけど…。((ムスッ
守にぃは馬鹿だし、アホだし、僕怒ってるんだからね？！

《翼)拗ねないでよ。
良い子だから。
皆心配してるよ。》

貴)う～…。((ムスッ

《翼)今何処に居るの？》

貴)秘密。
気が向いたら、帰ってくるよ。
と言っても、睡眠薬が切れるまでは無理だろうけど。

《翼)睡眠薬っ？！
それっt…。》

あ、消えた。

まぁ、良いか。

～翼side～

画面の中を注意深く見てったら、他とは違う雰囲気の映像があった。

あぁ、此処にいた。

良かった、見つかって。

翔には探すだけって約束した。

だけど、声をかけずにはいられなかった。

説得したのに、怒ってるって…。

そりゃ、僕だって怒ってるさ。

円堂守が言った事にも、Aが拗ねて戻って来ない事にもね。

まぁ、次の対戦試合前の頃合いには戻って来るだろうけど。

翼)んっ…。

僕はそこで目が醒めた。

目の前に翔がいる。

翔)3分きっかり。
お疲れちゃんw

そう言って笑う翔に安心した。

翼)見つけたよ。

翔)そうか。
声、かけたんだろ？
探すだけだって言ったのに。

翼)ごめん×2w
放っとけなくてさ。

翔)まぁ、帰って来ないだろ。
帰れないだろうしな。

＊

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