【イナイレ】Under The Worst Of Conditions (ページ6)

今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:4,947 hit

５.練習試合終了ページ6

デスゾーンは帝国の必殺シュートの一つ

佐久間、洞面、そして私は鬼道の号令によって高く跳躍し、
空中でトライアングルのフォーメーションをとりながら
錐揉み状に回転し、パワーを溜め込んでいく

舞い上がってきたボールに、３人で３方から同時に蹴りつけてパワーを解放する

「「「デスゾーン!」」」

空気を圧するほどの力が込められたボールは、円堂めがけて衝撃波をはらみながら突っ込んでいく

砂塵を巻き上げるほどの巨大な衝撃波の中で、円堂は迫り来るボールを睨んだ

と、同時に豪炎寺が帝国ゴールに向かって走り出した

円堂のフォローをしようとゴール前に走る雷門イレブンとは逆方向

「なんのつもり!？」

私は豪炎寺の真意がつかめずにいた

それは鬼道や総帥も同じようだ

そうしている間にボールはゴールの前

止められるわけがない・・・

そう思っていた

しかし

「はぁぁ!!」

「ゴッドハンド!!!」

「なっ!？」

嘘・・・

止めた・・・？

「豪炎寺!!」

円堂が豪炎寺にパスをする

パスを受け取った豪炎寺がこちらへあがってくる

「っ!いかせない!!」

豪炎寺の前に立ち塞がる

「悪いが・・いかせてもらう!!」

あえなくかわされた

「しまった!・・源田!!」

「ファイアトルネード!!」

ゴールに向かって豪炎寺の必殺シュートが繰り出された

源田はボールにくらいつくように手を伸ばしたが、ボールはゴールの中へ入ってしまった

雷門に１点をゆるしてしまった

私はあのとき豪炎寺を止められなかった自分を責めていた

そのとき鬼道が

「これでいい｡俺達の任務は完了だ」

と静かに言った

あのあと帝国側が試合を棄権し、雷門の不戦勝となった

帝国のバスに乗る前、私は雷門の方へ行った

雷門イレブン達は驚き私に敵意を剥き出していた

無理もないけど

「・・・ゴッドハンドだっけ、悪くなかったわ」

私がそういうと円堂は

「おうっ!!」と言い、手を前に出してきた

少し驚いたが私も手をだし、握手をした

「・・・ありがとう、じゃあね」

「ああ!またな!!」

円堂が満面の笑みを浮かべ私にそういった

あんなことした私を受け入れるなんて・・・

それに・・凄く楽しそう

「円堂・・か、羨ましいな」

そう小さく呟き、帝国のバスへ戻った

*

*

*

*

*

ゴメン書いちゃった;;

今度こそ魅亜の番!!