番外編 〜 テスト�� 〜 ページ26
「ん…」
ゆっくり目を開けると、そこは見知った自分の部屋。真っ暗なだけど。…ん？あれ、確かさっきまで円堂たちと勉強してて、それで…眠くて寝ちゃったんだっけ。
そうだそうだ。思い出した！と、一人でうんうん頷いて…って、ちょっと待て。じゃあなんであたしは自分の部屋に？えーと、修也が手を差し伸べてくれて…。そこで記憶は途切れている。ってことは？
「まさか…。まさか修也に部屋まで運んでもらった⁉︎」
ガバリと布団をベッドから落とす勢いであたしは起き上がった。いや、けど夏未…ないな。円堂…か？いや…。
とりあえず修也にメールしてみようと携帯を開けば飛び込んできた現在時刻午前4時。こんな時間にメールなんて迷惑極まりない。修也だって疲れているのに。
よし、勉強しよう。円堂に教えてばっかりで自分の勉強を最近してないし。と机に向かえばそこには一枚のメモがあった
【あまりに疲れていたようだから起こさず、勝手に家の鍵を使って家に上がってしまった。すまない。あまり無理はするな。 豪炎寺修也】
やっぱり、修也が家まで運んでくれたんだ。恥ずかしい。頬が火照ってきた。それにメモ。メールで良かったのに。けどメモを置いていくのはなんだか修也らしい。フルネームで書くのも、ね。
メモを丁寧に机にしまって、無理するなって言われたけど、やっぱりちょっとは勉強しなきゃ。あたしは火照った頬を冷ますため、頭を切り替えるため顔を洗ってから勉強を始めた
「修也！おはよう！」
時間は変わって午前7時。いつも通り待ち合わせより少し前。少し気恥ずかしいけど修也に声をかける
「おはよう。A。よく寝られたか？」
勝手に入ってすまなかったと、修也に先手を取られた。
「うん。おかげさまで。昨日はごめんね。迷惑かけちゃって」
「それなら良かった。迷惑なんかじゃないさ。本当に無理はするなよ」
「うん。ありがとう」
あたしが笑って答えれば修也はホッとしたようだった
「あとテストまで2日か。頑張らなきゃね」
「そうだな。…そうだ、一つ提案があるんだが」
「なになに？」
修也が告げた提案は円堂にかなり効果がありそうだった
「いいね！あとで皆にも言ってみよ！」
さぁ、運命の日まであと2日！
終わり
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都祈代(プロフ) - ひひろさん» コメントありがとうございます！豪炎寺かっこいいですよね！テスト間近なので更新できてませんが頑張ります！いや、文才ほんと今足りなくて困ってるんです…分けたら大変なことに…！笑 (2014年6月15日 19時) (
レス) id: 8daa32215c (このIDを非表示/違反報告)
ひひろ(プロフ) - 私も豪炎寺君大好きです！更新頑張って下さいね（お話ほんと神ですね!その文才を私にも分けてぐださいw） (2014年6月15日 16時) (レス) id: 72fed2475f (このIDを非表示/違反報告)
都祈代(プロフ) - 剣城典人さん» 返信遅くなってしまってすみません！いい話ですか！？そう言ってもらえて嬉しいです！天才じゃありませんよ。最近なかなか更新できてませんが、頑張ります！ (2014年5月18日 18時) (レス) id: 8daa32215c (このIDを非表示/違反報告)
剣城典人(プロフ) - すごくイイ話ですね。本当に天才ですね。更新頑張ってください。 (2014年5月5日 23時) (レス) id: 3a416bd80d (このIDを非表示/違反報告)
都祈代☆(プロフ) - 霧野美波さん» 初めまして！いい話だと言ってもらえてとっても嬉しいです！テスト期間に入っているので直ぐには番外編書けませんが・・。書いて欲しい所とか、もしあったら教えてください！ (2013年10月2日 17時) (レス) id: fe9d358cf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：都祈代 | 作成日時：2013年9月16日 17時
