【イナイレ】記憶とサッカーと宇宙人【エイリア編】 (ページ8)

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第7話　出発ページ8

出発する寸前に古株さんが教えてくれたが、北海道にエイリア学園が向かっているらしい。

エイリア学園って何者なんだ？

宇宙人なんているのか？

なんて考えていたが・・・

キ～！キキィ～！

A「う、運転もう少し優しくできないのか？」

北海道に入ってもこの運転は変わらず、ドリフトがヤバイ・・

死ぬぞ！だれか死人がでるぞ！

古株「お～い。おまえさんたち。北海道についたぞいっ」

塔子「よし、アタシが一番乗りだっ！ついてこいよ円堂！」

円堂「あっずるいぜ塔子！」

塔子がバスをおりて、それに続いて円堂たちが下りていく。

春奈「あれ？水谷さんは降りないんですか？」

A「いえ、私は結構です。バスで待っていますよ」

春奈「そうですか・・なんで私に敬語なんですか？後輩ですよ？」

A「・・鬼道さんの妹さんですから。敬語を使って当然です」

春奈「や、やめてくださいよ・・呼び捨てでいいです」

A「いや・・しかし」

春奈「そうしてください」

A「わかりま・・わかった」

春奈「よろしい！」

春奈さん・・春奈はそういって笑うとバスを降りていった。

A「・・誰も居ないと静かだな」

私はそう呟いて、手荷物からノートパソコンを取り出す。

A「吹雪士郎の方も気になるが・・エイリア学園・・何者なんだ」

エイリアのデータを私は全くしらない。

鬼道さんの記憶をみたが、それだけでは不十分だ。

A「もっとも、検索かけたくらいで出るとは思えないがな・・」

そうはいいながら、パソコンで【エイリア学園】と検索をかける。

しかし検索してヒットするものはどれもエイリア学園が攻めてきたというマスコミのニュースだけだ。

A「・・そりゃそうか」

私はノートパソコンを閉じる。

A「・・エイリア、吹雪士郎・・それにあの吉良瞳子も・・気になることがたくさんあるな」

私はそう呟いて静かに目を閉じる。

････何時の間にか眠ってしまった。