第286話 ページ10
土方｢ふん、何がすぐに立ち去れだ！仲間を取られて、このまま黙って帰れるかよ！｣
浦部｢はよAを返せ！｣
セイン｢それは出来ない。
あのお方は、ライオコット島に平和をもたらす捧げ物。｣
円堂｢捧げ物？｣
風丸｢何言ってるんだ？｣
A｢やっ…触らないで！｣
何処からか、Aちゃんの声が聞こえた。
円堂｢あっ、あそこ！｣
円堂君が指差した先には、ドレスを身にまとったAちゃんがいた。
ヒロト｢Aちゃん…！｣
A｢ヒロト君…！皆、来てくれたんだね！｣
Aちゃんは俺達を見て嬉しそうな顔をした後、すぐに泣きそうな顔をした。
A｢っ…私、花嫁になんかなりたくない！｣
ヒ･吹｢…花嫁？｣
セイン｢このお方には、千年祭で復活する魔王の花嫁になっていただく。｣
皆｢えぇ！？魔王の花嫁！？｣
セイン｢千年祭にて復活せし魔王。伝承により選ばれし者を娶り、再び深き眠りに着く。｣
塔子｢こいつら、魔王を封印するためにAを花嫁にするつもりなのか？｣
風丸｢それじゃあ、魔界の民が音無を攫っていったのも…｣
セイン｢否！奴らが求めているのは生贄だ！｣
円堂｢生贄？｣
セイン｢野蛮なる魔界の民は、魔王に生贄を捧げることで、その悪の力を巨大化させようとしている。｣
染岡｢野蛮って、お前らがやってることも同じだろうが！｣
セイン｢魔界の民が生贄を手に入れた今、魔王を封印するには、花嫁を捧げるしか術はない。
さぁ、儀式の邪魔だ！すぐにこの地から立ち去れ！｣
染岡｢だから帰らねぇって言ってんだろ！｣
円堂｢Aは、必ず連れて帰る！魔王の花嫁なんかにさせはしない！｣
A｢皆…｣
セイン｢…ならば仕方ない。我らの力で、下界へ叩き落とすまで！｣
俺達は、サッカーグラウンドに移動した。
セイン｢サッカーはお前達下界の人間が、力の優劣を決める手段。我らの力を思い知らせてやる。｣
風丸｢Aを助けるには、こいつらに勝つしかないってことか。｣
｢ならば、主審はわしがやろう。｣
何処からか、途中で出会ったおじいさんが現れた。
塔子｢うわっ、また出た！｣
｢どんな試合になるか、楽しみだ。｣
浦部｢楽しみて、誰のせいでこんなことになったと思っとるんじゃ！｣
ヒロト｢…｣
Aちゃん…君を、魔王の花嫁なんかにさせない。
吹雪君にも他の人にも、もちろん魔王にも、Aちゃんは渡さない！
ヒロトside終了
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遊星(プロフ) - この話、続き「part9」が気になるんですが何故更新しないんですか？ (12月12日 14時) (
レス) id: 3fd81d95aa (このIDを非表示/違反報告)
苺の花(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リンさん» ちょっと新しいことに挑戦したいなって思って笑 最初からトリップすることは決めてました笑 (2019年12月1日 20時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - もしかして……死んだ？ と思いきや、アレスへのトリップ！！ 声に出しちゃいました(笑) 「これは面白いことになるなぁ」 って(笑) (2019年12月1日 19時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
苺の花(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リン サブさん» すみません、ミスです(泣)夢主ちゃんは手術が終わって、今は意識が戻ってない状態です！ (2019年12月1日 16時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン サブ - 夢主ちゃんは手術中でしょうか？ 文章中の中に夢主ちゃんの一文があったのですが..... (2019年12月1日 9時) (レス) id: d96d89c845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年11月25日 15時
