天才ゲームメーカーと天才リベロ V6【イナイレ】 (ページ24)

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第272話ページ24

立向居｢し、信じられない！円堂さんのいかりのてっついが、あんなに簡単に破られるなんて！｣

木野｢円堂君…｣

エドガー｢どうやら、私の勝ちのようですね。
さぁ、みなさん。余興は終わりです。パーティー会場へ戻りましょうか。｣

円堂｢これが…｣

エドガー｢ん？｣

円堂｢これが、世界レベル！ボールのパワーが体全体にずしんってきて…
凄いな、エドガー！今のシュート！あんなシュートが打てるなんて！｣

円堂君が、私達に駆け寄って来る。

円堂｢皆も見ただろ？今のシュート！
これが世界レベルのサッカー！そして俺達は、その世界と戦える！こんな強い相手と戦えるんだ！｣

木野｢円堂君。｣

風丸｢円堂。｣

壁山｢キャプテン！｣

綱海｢俺達も負けてられねぇな。｣

鬼道｢あぁ。皆、明日から特訓だ！｣

皆｢おう！｣

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ヒロトside

親善パーティーのため、今日の特訓は休みになった。

古株｢おっ、丁度いいとこに！買い物に行ってきてくれんか？｣

ヒロト｢いいですよ。｣

俺は、古株さんに頼まれて、街に出た。

ヒロト｢あれ？Aちゃん？｣

Aちゃんの姿を見つけて、声をかけた。

木野｢基山君。こんな所で何してるの？｣

ヒロト｢買い出しだよ。古株さんに頼まれてね。｣

A｢ヒロト君、荷物半分持つよ。｣

ヒロト｢これくらい大丈夫だよ。｣

女の子に重い物なんて、持たせられないしね。

俺は、Aちゃんに微笑んだ。

ヒロト｢Aちゃん達は、パーティーのドレス選んでるの？｣

木野｢えぇ。私達は決まったんだけど、Aちゃんがまだで…｣

Aちゃんは、俯いていた。

ヒロト｢…ちょっと待っててくれる？すぐ戻るから。｣

そう言って、荷物を宅配に頼んで、またAちゃんの所に戻る。

音無｢あれ？荷物はどうしたんですか？｣

ヒロト｢あぁ、それなら宅配に頼んできたよ。｣

そう言って、俺は服屋に入った。

ヒロト｢Aちゃん。｣

A｢は、はい！｣

ヒロト君に呼ばれて、ヒロト君に駆け寄る。

ヒロト｢これ、試着してきてくれる？｣

A｢え、うん…｣

Aちゃんが試着室に入って、俺は店の中にあるヘアアレンジのパンフレットを見た。

これ、Aちゃんに似合いそうだな。

そんなことを思いつつ、Aちゃんの着替え終わるのを待った。