天才ゲームメーカーと天才リベロ V6【イナイレ】 (ページ6)

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第254話-韓国戦- ページ6

アフロディ｢進化してるのは君達だけじゃない。

ゴッドブレイク！｣

立向居｢ムゲン･ザ･ハンド(G5)！うわあっ！｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

《ゴォール！アフロディの新必殺シュート、ゴッドブレイクで、韓国は遂に逆転！2対1！》

鬼道｢なんというパワーだ…ゴッドノウズの遥かに上をいってるぞ。｣

ﾋﾟﾋﾟｯ!ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

《ここで、前半終了です！》

立向居｢すみません、円堂さん。｣

円堂｢気にするな、取り返せばいいんだ。｣

久遠｢後半はさらにメンバーを変える。｣

久遠監督が、私達を見る。

久遠｢緑川、鬼道、お前達は下がれ。｣

鬼道｢え？｣

緑川｢そんな！｣

久遠｢緑川、無理をしすぎたようだな。足にきているぞ。自分が1番分かってるはずだ。｣

緑川｢はい…｣

久遠｢鬼道はその膝だ。土方とぶつかった時、痛めただろ。｣

土方｢ほんとかよ？鬼道！｣

鬼道｢気付いてましたか。｣

久遠｢下手に庇うように動いては、悪化させるだけだ。｣

鬼道｢分かりました。｣

久遠｢不動、お前が出ろ。｣

鬼道｢不動？｣

皆が驚き、不動を見る。

不動もまた、驚いていた。

不動｢へぇ、やっとですか。｣

鬼道｢待ってください。不動はまだチームに溶け込んでいません。世界進出のかかったこの大事な試合で、何故不動を…｣

久遠｢敵は不動を知らない。不動は、ジョーカーだ。｣

不動｢へっ、ジョーカーですか。｣

風丸｢そうか。今まで試合に出ていない不動は、きっと韓国にはデータはない。｣

円堂｢上手くいけば、流れをこっちに戻せるかもしれない。｣

ヒロト｢確かに、一理あるな。｣

不動｢いいこと言うね、キャプテン。｣

不動はそう言って、ピッチに歩いていく。

不動｢強い者は弱い者を食らって生きる。それが自然界の掟だ。｣

風丸｢監督、あと1人は？｣

久遠｢いや、このまま10人で行く。｣

皆｢えっ！？｣

壁山｢キャプテン…｣

円堂｢…｣

久遠｢A、お前がキャプテンをしろ。｣

久遠監督はそう言って、ベンチに戻っていく。

円堂｢立向居、頼むぞ！｣

立向居｢はい、頑張ります！｣

円堂｢飛鷹、前半いい動きだったぞ。後半もしっかりな！｣

飛鷹｢はい。｣

鬼道｢任せたぞ、義姉さん。｣

A｢う、うん…｣

キャプテンマークを腕に付けて、ポジションにつこうとする。