天才ゲームメーカーと天才リベロ V6【イナイレ】 (ページ33)

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第281話ページ33

その夜。

響木｢初戦の勝利おめでとう。次の試合も気を引き締めて、臨んでほしい。｣

皆｢はい！！｣

久遠｢次の対戦相手は、アルゼンチンだ。
超攻撃型だったナイツオブクイーンとは真逆の、鉄壁の守りが信条のチームだ。｣

円堂｢アルゼンチン…｣

久遠｢早速明日から、対策と練習を…と、言いたいところだが。｣

久遠監督は、久遠さんを見た。

円堂｢どうしたんですか？監督。ふゆっぺも。｣

響木｢明日の練習は休みだ。｣

円堂｢え？｣

響木｢冬花君から提案があってな。｣

皆｢おぉ〜！｣

円堂｢ふゆっぺが提案を？｣

冬花｢凄い試合の後だから、1日休んだ方が、また頑張れるかなって。｣

綱海｢ありがてぇ！休みほしかったんだ！｣

木野｢いい感じ！マネージャーらしくなってきた！｣

音無｢ですよね！｣

冬花｢お2人が親切に教えてくれたからですよ。｣

次の日、皆それぞれ、久しぶりの休暇を楽しむ。

私は、ヒロト君や円堂君達と街に来ていた。

円堂｢おっ、アイス食おーぜ！｣

円堂君の提案で、アイス屋さんに寄ることに。

A･円｢じゃーん！！｣

私と円堂君は、5段重ねのアイスを、自慢げに皆に見せる。

風丸｢2人とも、落とすなよ…？｣

円堂｢分かってるって！｣

A｢いただきまーす！｣

ヒロト｢お腹壊さないようにね。｣

A｢はーい！ヒロト君は、イチゴとチョコミント？｣

ヒロト｢うん。｣

A｢チョコミントって美味しいの？｣

ヒロト｢ちょっと食べてみる？好き嫌いは分かれると思うけど。｣

A｢いいの？ありがとう！｣

ヒロト君のチョコミントを、一口食べる。

A｢あ、あんまり美味しくない…｣

ミントのスッキリさが、私には合わなかった。

ヒロト｢あはは、まだまだ子供だね。｣

A｢子供じゃないよ！｣

私が頬を膨らますと、ヒロト君は楽しそうに笑った。

A｢ぷっ…あははっ！｣

ヒロト君の楽しそうな笑顔に、私も釣られて笑った。