天才ゲームメーカーと天才リベロ V5【イナイレ】 (ページ10)

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第208話-選手選考試合- ページ10

豪炎寺｢虎丸。｣

虎丸｢はい。｣

豪炎寺｢ゴール前、何故バックパスをしたんだ？｣

虎丸｢…｣

豪炎寺｢あそこは、決定的なシュートチャンスだったはずだ。｣

虎丸｢先輩達がいるのに…前に出るべきではないと思いました。｣

私と有人君は顔を見合わせて、豪炎寺君に近付いた。

鬼道｢どうした？｣

豪炎寺｢誰もが代表に選ばれようとアピールしているのに…あいつ…｣

栗松君と闇野君が交代して、後半が始まる。

角馬｢後半に入って、試合は更に白熱！選手達は代表に選ばれようと、猛アピールしているかのようだ！｣

A｢有人君！｣

鬼道｢豪炎寺！｣

豪炎寺｢うっ！｣

豪炎寺君は、ノーマルシュートを打った。

壁山｢ザ･ウォール！｣

士郎君が、ドリブルで上がってくる。

木暮｢旋風陣！｣

佐久間｢うわっ！｣

木暮｢虎丸！それっ！｣

虎丸君は、風丸君にパスした。

風丸｢負けるか！｣

綱海｢うわあっ！｣

風丸｢はあっ！｣

円堂｢ふっ！いいシュートだ！｣

風丸｢次は絶対に決めてやる！｣

角馬｢さぁ、鬼道が仕掛ける！｣

鬼道｢行くぞ、豪炎寺！｣

円堂｢壁山！土方！豪炎寺をマークだ！｣

有人君の蹴ったボールは、豪炎寺君の向こうにいる虎丸君に。

角馬｢なんと、豪炎寺は囮だ！｣

綱海｢とりゃあ！｣

虎丸｢えいっ！｣

角馬｢虎丸、体勢を崩されながらも、ボールを繋げた！｣

A｢彗星ブレイク！｣

円堂｢あっ！｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

角馬｢決まったァ！鬼道チーム、同点！勢いに乗った鬼道チームが攻め上がる！｣

鬼道｢イリュージョンボール！シャドウ！｣

闇野｢ダークトルネード！｣

飛鷹｢くそっ…今度こそ！｣

飛鷹君が足を振り上げると、闇野君のシュートの威力が弱まった。

A｢…！｣

角馬｢円堂、がっちりキャッチ！鬼道チーム、逆転ならず！
運命の代表選考戦も、タイムアップ目前！このまま、引き分けで終わるのか？｣

円堂｢皆！最後まで全力だ！悔いを残すな！力を全て出し切れ！｣

綱海｢ツナミブースト！｣

風丸｢皆、絶対に通すな！｣

風･木･栗｢うわあっ！｣

ヒロト｢吹雪君！｣

吹雪｢ウルフレジェンド！｣

立向居｢ムゲン･ザ･ハンド(G4)！うわあっ！｣

角馬｢ゴォール！円堂チームに勝ち越し点が入ったァ！｣

ﾋﾟﾋﾟｯ!ﾋﾟﾋﾟｯ!ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

角馬｢試合終了！代表選考試合は、円堂チームの勝利だ！｣