天才ゲームメーカーと天才リベロ V5【イナイレ】 (ページ6)

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第204話ページ6

円堂｢あぁ。あれ？Aは？｣

鬼道｢ん？おかしいな。さっきまで傍にいたんだが…｣

A｢円堂君！｣

私は、円堂君に駆け寄った。

円堂｢A、久しぶりだな！｣

A｢久しぶり！｣

ヒロト｢やぁ、円堂君。｣

ヒロト君が、私の後ろから歩いてくる。

円堂｢ヒロト！ヒロトも呼ばれたのか？｣

ヒロト｢うん、連絡をもらった時は驚いたけどね。
けど、雷門には君がいる。今度こそ、君と本当のサッカーができるんじゃないかと思ってね。｣

円堂｢うん。｣

ヒロト｢もう1人いるんだ。｣

奥から、リュウジ君が歩いて来る。

闇野｢何だ…この不気味なオーラは…｣

円堂｢おいヒロト、あいつは？｣

緑川｢ふんっ、失敬だな。
地球にはこんな言葉がある。“男子三日会わざれば刮目して見よ”ってね！｣

壁･栗｢あっ！｣

壁山｢そのフレーズ…｣

栗松｢分かったでやんす！｣

染岡｢レーゼ！｣

吹雪｢エイリア学園、ジェミニストームのキャプテン！｣

緑川｢やだなぁ、もう。それは宇宙人ネーム！
俺には、緑川リュウジってちゃんと名前があるんだから！｣

武方｢何が緑川だ！学校壊しやがって！みたいな！｣

緑川｢いやぁ…もうほんと…色々諸々申し訳ない…
ここだけの話、結構頑張って宇宙人のキャラ作ってたんだよね。｣

風丸｢まるで別人だ。｣

緑川｢というわけで皆さん！
“終わりよければすべてよし”！これからは、緑川でよろしく！｣

リュウジ君は笑って、そう言った。

円堂｢よろしくな。｣

A｢ねぇ、円堂君。その子は？｣

私は、円堂君と一緒に入ってきた男の子を見た。

円堂｢そうだ。皆に紹介するよ。
宇都宮虎丸。監督に呼ばれた1人なんだって。｣

虎丸｢初めまして！虎丸と呼んでください！｣

虎丸君は、緊張した面持ちで自己紹介をした。

鬼道｢ポジションは？｣

虎丸｢キーパー以外ならどこでもOKです！皆さんとサッカー出来るなら、どこでも！はい！｣

綱海｢なぁ、円堂。1人、どうにもノリの悪い奴がいるんだけどさ。お前知ってるか？｣

円堂｢いや、俺も知らない。｣

円堂君達は、その男の子に駆け寄って行く。

円堂｢俺、円堂守。君も響木監督に呼ばれたの？｣

｢だったら？｣

染岡｢まともに挨拶も出来ねぇのか？｣

｢どうしようと、俺の勝手だろ？｣

染岡｢なんだこいつ！｣

綱海｢よせよ。｣

円堂｢名前くらいは教えてくれてもいいだろ？｣

飛鷹｢飛鷹征矢。｣

円堂｢よろしくな、飛鷹。｣

飛鷹｢あぁ、よろしく。｣