天才ゲームメーカーと天才リベロ V5【イナイレ】 (ページ29)

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第227話ページ29

円堂｢虎丸！｣

虎丸｢は、はい！｣

円堂｢なんでこんな大事なことを黙っていたんだ！｣

虎丸｢それは…｣

円堂｢出前だな！よし、任せろ！｣

A｢ちょっと、円堂く…｣

ｶﾗﾝｯ!

円堂君は、出前の箱を持って、店を出ていった。

虎丸｢キャプテン…｣

A｢円堂君、配達する場所分かってるのかな？｣

虎丸｢あっ…｣

ｶﾗﾝｯ!

円堂｢で…何処へ行けばいいんだっけ？｣

A｢やっぱり…(苦笑)｣

豪炎寺｢やるか。｣

冬花｢えぇ。｣

音無｢先輩、私達も！｣

木野｢うん。｣

私達は、配達組と店組に分かれて、虎丸君のお店を手伝う。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝｯ!

A｢こんにちはー、虎ノ屋でーす！出前に来ましたー！｣

｢あら、ありがとう。｣

夜になり、皆と雷門中までの帰路を歩く。

木野｢今日は来てよかったね、円堂君。｣

円堂｢あぁ。皆も、今日はありがとうな。｣

冬花｢えぇ。｣

A｢虎丸君の事情は分かったけど、なんであんなプレーするんだろうね…｣

豪炎寺｢あぁ。俺はそれが知りたい。｣

A｢虎丸君が話してくれるのを待つ？｣

豪炎寺｢…あぁ。｣

円堂｢豪炎寺ー、Aー！早く来いよー！｣

A｢はーい！行こ、豪炎寺君！｣

豪炎寺｢あぁ。｣

次の日。

《皆さん、こんにちは！FFIアジア予選第2試合、日本代表イナズマジャパン対カタール代表デザートライオンの一戦が、いよいよ始まります！
本日は晴天に恵まれ、気温も試合も暑くなりそうです！》

私達は、試合会場の前にいた。

円堂｢よし、行くぞ！｣

｢虎丸くーん！｣

円堂｢ん？｣

振り向くと、乃々美さんが手を振っていた。

虎丸｢あっ、乃々美姉ちゃん！｣

木暮｢誰あれ？｣

木野｢虎丸君のご近所さんよ。｣

壁山｢綺麗な人っす…｣

虎丸｢何しに来たんだよ！｣

乃々美｢今日、大事な試合なんでしょ？はい、み皆の分、お弁当作ってきたのよ。｣

壁山｢マジっすか！？｣

皆｢うわぁ〜！｣

乃々美さんの作ったお弁当は、とても美味しそうだった。

綱海｢へぇ、美味そうじゃねえか！｣

土方｢こりゃ、力が湧いてくるぜ！｣

乃々美｢これ食べて、必ず勝ってね。皆。｣

皆｢はい！！｣