天才ゲームメーカーと天才リベロ V5【イナイレ】 (ページ18)

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第216話ページ18

円堂｢はぁ…練習したい…｣

壁山｢俺もっす。お腹減らないから、食欲ないっす。｣

木野｢…(汗)｣

食欲がないと言いつつ、もりもりと食べている壁山君に、木野さんは呆れていた。

飛鷹｢ごちそうさん。｣

風丸｢飛鷹、もう部屋に戻るのか？｣

飛鷹｢どうしようと俺の勝手だ。｣

風丸｢それは、そうだが…｣

円堂｢飛鷹。少し話さないか？俺達、お前のことまだ何も知らないからさ。｣

飛鷹｢キャプテン。ありがたい話ですが、俺は知ってもらうほど大した人間じゃあありません。失礼します。｣

飛鷹君は、部屋に戻って行った。

風丸｢礼儀は弁えてるみたいだけど…よく分からない奴だな。｣

円堂｢うん…｣

音無｢格好とか、どこか不良っぽいですよね。｣

木野｢そう？皆考えすぎよ。｣

目金｢皆さーん！オーストラリア代表の情報を入手しました！｣

目金君が、食堂に駆け込んで来る。

皆｢おぉ〜！｣

綱海｢やるじゃねぇか！｣

目金｢僕の情報収集能力、お見せしましょう！
彼らが、オーストラリア代表、ビッグウェイブスです。｣

テレビに、ビッグウェイブスの選手が映し出される。

円堂｢どんなプレーをするんだ？｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

《キャーーッ！！》

試合が始まると、ビッグウェイブスの選手が海で遊んでいる映像に変わった。

皆｢だあっ！｣

円堂｢目金…何だこれ？｣

目金｢流石に国と国との戦い、代表チームの情報を手に入れるのは難しくなっています。
ですがこの目金、それで諦める男ではありません！
プレーは無理でも、海で遊ぶシーンを手に入れてきました！｣

不動｢見る意味ねぇじゃん。｣

冬花｢それって、約立たず？｣

目金｢はうっ！｣

木野｢映像ではないけど、私達が見つけた情報もあるの。｣

音無｢ビッグウェイブスは、海の男達らしいんです。｣

綱海｢海？｣

木野｢海で、心と体を鍛え抜いたチーム。｣

音無｢特に守備が堅く、相手の攻撃を完全に封じてしまう、未知の戦術があるそうです。｣

綱海｢へぇ。おもしれぇじゃねぇか。｣

鬼道｢攻撃を完全に封じる？｣

目金｢どんな戦術かは分かりませんが、それを破らないと勝つことは難しいようですね。｣

円堂｢聞けば聞くほど、じっとしてられない！練習しなくっちゃ！｣

円堂君は食堂を飛び出て、すぐに戻ってきた。

多分、監督がいたんだろうな…(汗)