天才ゲームメーカーと天才リベロ V5【イナイレ】 (ページ1)

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第200話ページ1

父｢あの子達と一緒にいたら、またAが危ない目にあうかもしれない…そう思ったんだ。
もし、エイリア学園があの子達だと知っていたら、私はこの戦いに行くのにも反対していた。
何かの拍子に記憶が戻れば、辛いのはAだからな。｣

A｢お父さん…｣

父｢だが、Aは記憶を取り戻し、ちゃんとこうして無事に帰ってきた。私はそれが嬉しい。
だから、吉良さんとお日さま園の子達に、もう気にしなくていいと言っておいてくれないか？｣

お父さんは、優しく微笑んだ。

A｢お父さん…うん！｣

私は、お父さんに笑いかけた。

A｢お父さん。｣

父｢ん？｣

A｢いっぱい心配かけてごめんなさい。｣

父｢娘を心配するのは、父として当たり前だ。お前が気にすることはないよ。｣

A｢うん、ありがとう。おやすみなさい。｣

父｢おやすみ。｣

お父さんの部屋を出て、自分の部屋に向かう。

ｺﾄｯ…

ヒロト君達と撮った写真を写真立てに入れて、窓際に置く。

A｢本当に終わったんだな…｣

私は、星空を見上げて微笑んだ。

その夜、私は疲れからか、すぐに眠りについた。

次の日。

私は久しぶりに制服を着て、学校に向かった。

A｢おはよー！｣

佐久間｢おはよう、A。｣

源田｢遂に終わったんだな。｣

辺見｢鬼道から聞いたぜ。記憶、戻ったんだってな。｣

A｢うん！色々あったけど、エイリア学園との戦いは、私にとって特別な戦いになったのかも。｣

佐久間｢そうか。｣

源田｢よし、今日からAを加えての練習だ。気合い入れてくぞ！｣

A･佐･辺｢おー！/おう！｣

放課後。

A｢源田君、行くよ！｣

ﾊﾞｰﾝｯ!

源田｢くっ…うわっ！｣

A｢大丈夫？｣

私は、源田君に駆け寄った。

源田｢強くなったな、A。｣

A｢そうかな？自分じゃ分かんないけど。｣

源田｢シュートを受けた俺が言ってるんだ。｣

A｢そっか！｣

寺門｢Aー！パス練付き合ってくれよ！｣

A｢はーい！｣

私はその日、久しぶりの帝国の皆との練習を楽しんだ。