天才ゲームメーカーと天才リベロ V5【イナイレ】 (ページ48)

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第246話ページ48

次の瞬間、茂みから誰かが飛び出してきた。

｢間に合ったみたいですね。｣

飛鷹｢す、鈴目？｣

鈴目｢飛鷹さん、ここは俺達に任せてください！｣

｢これ以上、唐須の好き勝手にはさせませんよ！｣

飛鷹｢お前達…｣

鈴目｢行ってください、飛鷹さん！急いでください。試合に遅れちゃいけません！｣

飛鷹｢鈴目…｣

鈴目｢俺達の夢、消さないでください。飛鷹さんが活躍するのが、俺達の夢なんです。
羽ばたいてください、飛鷹さん！世界に！｣

飛鷹｢世界に…｣

私達は、スタジアムに向かった。

円堂｢遅れてすいません、監督！｣

イナズマキャラバンから降りて、久遠監督の前に立つ。

久遠｢全員揃っているな？行くぞ！｣

皆｢はい！！｣

《さぁ、いよいよ始まります。FFIアジア予選決勝戦！
日本代表イナズマジャパンと激突するのは、アジア最強と呼び声が高い、韓国代表ファイアードラゴン！
世界への切符を手に入れるのは、果たしてどちらのチームか？》

円堂｢皆、いよいよ決勝戦だ。絶対に勝って、世界に行くぞ！｣

皆｢おーー！！｣

｢元気そうだね。｣

懐かしい声に振り向くと、アフロディ君がいた。

アフロディ｢それでこそ、全力で倒す価値があるというもの。｣

円堂｢ア、アフロディ？｣

アフロディ君の後ろから、晴矢君と風介君が出てくる。

涼野｢やっと会えたね。｣

南雲｢長くて、退屈したぜ。決勝戦までの道のりは。｣

A｢晴矢君、風介君！なんでここに？｣

アフロディ｢彼らは僕のチームメイトだ。｣

円堂｢それじゃあ、まさか…｣

アフロディ｢そう。韓国代表、ファイアードラゴン！｣

円堂｢え？でも、なんで…｣

アフロディ｢不思議ではないだろう？僕が母国のチームに選ばれても。｣

豪炎寺｢母国？｣

南雲｢俺達は、アフロディにスカウトされて、このチームに入ることを決めた。｣

涼野｢もう一度、君達と戦うためにね。｣

アフロディ｢かつての僕達だとは思わないことだ。各々が過酷な特訓を重ねた。
そして、このチームにはチェ･チャンスウがいる。｣