天才ゲームメーカーと天才リベロ V4【イナイレ】 (ページ6)

今日:24 hit、昨日:4 hit、合計:66,056 hit

第155話-ダイヤモンドダスト戦- ページ6

グランside

バーン｢互角ってのは、恥ずかしいんじゃねぇの？｣

グラン｢勝てるよね？円堂君に。｣

ガゼル｢…私は負けない。ダイヤモンドダストの、名にかけて。｣

バーン｢それならいいけどよ。｣

グラン｢Aちゃん。｣

ガゼル｢…！｣

俺がその名前を出すと、ガゼルは俺を見た。

バーン｢あ？Aがどうしたんだよ？｣

グラン｢気付かないのか？Aちゃんの様子がおかしいことに。｣

バーン｢あ？｣

バーンは、雷門のベンチにいるAちゃんを見た。

Aちゃんは、チームメイトに笑いかけている。

バーン｢何だよ、いつも通りのAじゃねぇか。何がおかしいんだ？｣

グラン｢ガゼル、君は知ってるんじゃない？｣

ガゼル｢…Aは今、私達の記憶がない。｣

グラン｢…！｣

バーン｢は？どういうことだよ？｣

ガゼル｢多分、あの事件(・・・・)の後遺症だ。｣

グラン｢…そうか。｣

俺は、Aちゃんを見た。

君はまた(・・)、俺達を忘れてしまったんだね。

グランside終了

─────────────────────

角馬｢さぁ、雷門中対ダイヤモンドダスト！後半も息詰まる攻防が続いている！｣

綱海｢ツナミブースト！｣

｢アイスブロック！｣

綱海｢ちっくしょう！｣

｢ふっ！｣

円堂｢ふっ！｣

角馬｢両チーム、一進一退！どちらが勝利を手にするのか、予測の出来ない熱戦だ！｣

鬼道｢義姉さん！｣

A｢ッ！｣

有人君のパスを受けて、足の痛みを我慢しながら、ドリブルで上がる。

角馬｢鬼道のパスを受けた鬼道姉、ドリブルで上がっていく！｣

｢フローズンスティール！｣

A｢うっ！しまった！｣

角馬｢おっと！ダイヤモンドダストの速攻だ！｣

塔子｢ザ･タワー！｣

｢ウォーターベール！｣

塔子｢うっ！わああっ！｣

角馬｢おっ、これは！前半で正義の鉄拳を打ち破った時と同じ状況！ということは？｣

ガゼル｢ノーザンインパクト！｣

円堂｢今度こそ！

正義の鉄拳！うわっ！｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

角馬｢ガゼルの必殺シュートが、またも円堂の鉄拳を粉砕した！｣

ガゼル｢勝つのは、我々ダイヤモンドダストだ！｣