天才ゲームメーカーと天才リベロ V4【イナイレ】 (ページ48)

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第197話ページ48

鬼瓦｢さぁ、君達も行こう。｣

刑事さんの後を、玲名ちゃん達が歩いて行く。

瞳子｢ありがとう、皆。ここまで来れたのも、皆がいたからこそ。感謝してるわ。本当にありがとう。｣

瞳子さんは、私達に頭を下げた。

円堂｢監督…｣

一之瀬｢監督！｣

壁山｢監督！｣

土門｢監督！｣

皆｢監督！｣

瞳子さんは顔を上げて、私を見た。

瞳子｢Aちゃんはどうするの？｣

A｢私は…｣

私は、ヒロト君を見て、皆の方を向いた。

A｢有人君、円堂君、私…｣

円堂｢行ってこいよ！｣

A｢え？｣

鬼道｢大事な友達なんだろ？｣

皆は、私を見て微笑んでいた。

A｢うん！｣

吹雪｢Aちゃん、ありがとう。僕、Aちゃんに会えて、本当によかったよ。｣

吹雪君は、出会った頃とは違う優しい笑みで微笑んでいた。

A｢…！ふぶ…｣

吹雪｢士郎って呼んでよ、A。｣

A｢士郎君！私も会えてよかった！また会おうね！｣

私は、士郎君に笑いかけた。

A｢じゃあ、私行くね。皆、今までありがとう！｣

私は、色んなありがとうを込めて、皆に頭を下げた。

塔子｢A、元気でな！｣

木暮｢ウッシッシ！｣

浦部｢暇やったら、また大阪来てな！お好み焼き、サービスすんで！｣

立向居｢Aさん、ありがとうございました！｣

綱海｢A、また会おうぜ！｣

鬼道｢帝国を任せたぞ、キャプテン。｣

円堂｢A、こっちこそありがとな！｣

皆の言葉に、皆との思い出が蘇る。

A｢私、このチームが大好き！このチームに入って、本当によかった！｣

私は、皆に笑いかけた。

瞳子｢Aちゃん。｣

A｢はい！｣

私は、瞳子さんについて行く。

A｢ヒロト君、行こう。｣

私は、ヒロト君に手を差し出した。

グラン｢Aちゃん…｣

ヒロト君は私の手を握って、振り返った。

グラン｢円堂君。また会えるよね？｣

円堂｢あぁ、もちろんさ。サッカーさえ続けていれば、絶対会える！｣

グラン｢うん。｣

私達は、車に乗り込んだ。