天才ゲームメーカーと天才リベロ V4【イナイレ】 (ページ41)

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第190話-ザ･ジェネシス戦- ページ41

円堂｢ふざけるな！弱いからじゃない！｣

吉良《いいえ、弱いのですよ。だから、怪我をする。だから、チームを去る。実力がないから、脱落していったのです。》

円堂｢違う！｣

吉良《彼らは、貴方達にとって、不要な存在。》

円堂｢違う、違う、違う！あいつらは、弱くない！絶対に違う！俺が証明してやる！だああっ！｣

円堂君は、ヒロト君にぶつかっていく。

A｢円堂君…｣

円堂君のあんなプレー、見たことない。

今の円堂君のプレーは、ただ怒りをぶつけているだけ。

ﾄﾞｻｯ!

グラン｢円堂君。キーパーに戻りなよ。君がキーパーじゃないと、倒しがいがないよ。｣

円堂｢黙れ！｣

グ･ウル･ウィ｢スーパーノヴァ！！！｣

土･綱･壁｢うわあああっ！｣

立向居｢ムゲン･ザ･ハンド！うわあっ！｣

私は、ゴールの前に走った。

A｢くっ…きゃあっ！｣

ｶﾞﾝｯ!

角馬｢雷門、守ったァ！｣

グラン｢全員でカバーしなければならないキーパー。君達の弱点であり、敗因となる。｣

壁･塔｢うわあっ！｣

円堂｢あいつらは弱くない！｣

一･土｢うわっ！｣

円堂｢俺が…俺が証明する！｣

鬼･豪･吹｢うわあああっ！｣

A｢きゃあああっ！｣

立向居｢うわっ！｣

角馬｢ジェネシスの猛攻！1対2と勝ち越された雷門、防戦一方だ！｣

円堂｢ボールをよこせ！｣

塔子｢円堂…｣

壁山｢あんなキャプテン、初めてっす…｣

ﾋﾟﾋﾟｯ!ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

角馬｢ここで、前半終了！ジェネシス1点リードで、ハーフタイムに入ります！｣

円堂君は荒く息をして、星二郎さんを睨んでいた。

瞳子｢円堂君。｣

円堂｢…風丸達は弱くない。俺が証明します！しなきゃならないんです…俺が！｣

瞳子｢私も最初はそう思っていたわ。私1人の力で、父の目を覚まさせようって。｣

円堂｢監督…｣

瞳子｢でも出来なかった。誰かの心を…考えを変えさせるなんて、大変なこと。1人の力でなんて、とても出来ない。
ただ、1人では無理でも、皆の力を合わせれば、どんなことでも出来る。それを教えてくれたのは、円堂君…貴方達よ。｣